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テーマ:☆ボクシング☆(642)
カテゴリ:スポーツ・格闘技
プロボクシング・WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦は神戸で行われ、元世界2階級王者、井岡弘樹氏のおいで挑戦者の井岡一翔(井岡ジム)が、王者のオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に5回1分7秒、TKO勝ちし、国内最短となる7戦目での王座奪取に成功した。 1回はお互い相手との距離を測り手数が少なかったが、相手に主導権を与えず攻め続けた2回には左フックでダウンさせ、5回にはロープ際でがら空きになっていたボディに、左ボディーブローを炸裂させレフェリーストップによるTKOで仕留めた。 井岡は2階級制覇を成し遂げた偉大なおじさんの背中を追ってボクサーとして、そのおじが戴冠した同じクラスで世界初挑戦で王者に輝いた。本来は一つ上の階級で戦う予定だったが、対戦相手が決まらず、9キロにも及ぶ減量に耐えて国内最速の7戦目で掴んだチャンスを一発でものにした。 試合後のTVインタビューでは、4階級制覇を会場に詰めかけたファンの前で宣言した。減量が苦しいのは、今回の対戦相手の前王者となったオーレドンも同様であるが、若さに勝る井岡にオーレドンはプロ初黒星を喫してしまった。 井岡一翔の話: 「このベルトはお世話になった人に巻かせてもらったもの。7戦目と8戦目とでは全然違う。記録を更新できてよかった。しっかり足を使ってアウトボクシングをしようと思った。作戦通り。」 オーレドンの話: 「負けた時は何も考えられなかった。(2回目のダウン)は内臓に当たった感じで息ができなかった。ボディーブローを食って負けたのは悔しい。井岡は足腰が強い選手だと思った。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.11 23:14:03
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