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2011.03.25
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11-24.ランナウェイズ
■原題:The Runaways
■製作年・国:2010年、アメリカ
■上映時間:107分
■字幕:小寺陽子
■鑑賞日:3月19日、シネクイント(渋谷)
■料金:1,000円


スタッフ・キャスト(役名)

□監督・脚本:フローリア・シジスモンディ
□原作:シェリー・カーリー
□製作総指揮:ジョーン・ジェット、ケニー・ラグナ、ブライアン・ヤング
□撮影監督:ブノワ・デビー
□衣装デザイン:キャロル・ビードル
◆ダコタ・ファニング(シェリー・カーリー)
◆クリステン・スチュワート(ジョーン・ジェット)
◆マイケル・シャノン(キム・フォウリー)
◆ステラ・メイヴ(サンディ・ウェスト)
◆スカウト・テイラー=コンプトン(リタ・フォード)
◆アリア・ショウカット(ロビン)
◆ライリー・キーオ(マリー・カーリー)
◆ジョニー・ルイス(スコット)
◆テイタム・オニール(シェリーの母)
◆ブレット・カレン(シェリーの父)

【この映画について】
『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートと、同シリーズ最後の2章に出演しているダコタ・ファニング共演の青春音楽映画。
1970年代の音楽シーンにすい星のように登場した実在のガールズバンド、ランナウェイズの内幕に迫る。当時のバンドのギタリストで、今も現役で音楽活動を続けるジョーン・ジェットが本作の製作総指揮を担当。ギタリスト役とボーカル役で圧巻のパフォーマンスを見せる2人の若手女優の熱演も見どころだ。
(この項、シネマトゥデイより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)

1975年、ロサンゼルスで暮らす15歳のジョーンの夢はロックスターになること。ロックは男のものと相場が決まっていた時代、彼女は周りから変人扱いされていた。ギター教室に通い弾き方を習いに行くが、教師からは「女にエレキは教えない」と言われ教えられたのは退屈なカントリーソング(「On Top Of Old Smokey」)だった。
一方のシェリーはデヴィッド・ボウイに憧れ学校のコンテストに出場しボウイを演じたのだが、変人扱いされる。双子の姉妹マリーと父と暮らすが母は愛人を作り家出してしまった。
ジョーンは地元のクラブで偶然、音楽プロデューサーのキムと出会い自らを売り込む。キムはその時、クラブにたむろしているサンディ・ウェストを紹介しガールズ・バンドを組むように勧める。

バンド結成を考えていたジョーンは、早速、サンディと共におんぼろトレーラーの中でリハーサルを繰り返す。キムはジョーンのヴォーカルに物足りなさを感じ、バンドの顔となれる存在が無いと切り捨てる。その時、偶然手にした雑誌に女優ブリジット・バルドーの姿を見て「まさにこれだ」と言わんばかりに運命の相手を探すのだった。
キムが出入りしているクラブのカウンターの隅っこで一人佇む少女を目にし、ピンと来たキムは少女にバンドをやらないかと誘う。キムが名前は?と尋ねると「シェリー・カーリー」と少女は答え、キムは「本名か?」と再度尋ね、うなずいた瞬間にバンドの顔が誕生した。

キムはオーディションを受けるにあたり、シェリーをリード・ヴォーカルに据えて受ける覚悟を決めたが、ミュージシャンで無いシェリーが歌える曲を急遽作ることになった。トレーラーの中でキムとジョーンが歌詞の無いリフを繰り返しているうちに、シェリーの名前から「チチチチチチチチ、チェリー~ボム!」というフレーズを思いつき、後は、ジョーンが一気にメロディを完成させた。
この「チェリー・ボム」を引っ提げ、キムの勧めで前座としてライヴで各地を回るうちにマーキュリー・レコードとの契約が決まった。バンドは一気に上り詰めて行くが、シェリーには母が去ったあとで父が病に倒れマリー一人に看病させていることが気になっていた。

そして、バンドの日本公演が決まったが、マリーからは父の看病をするために日本行きを断念するように言われるが、振り切って日本へと旅立つ。日本では本国以上に人気が沸騰していたが、バンドはシェリーのルックスにばかり注目が集まることで、人間関係に緊張感が生じていた。
バンドは日本公演後、シェリーが父の病状を心配しバンド活動との両立に難色をしめしレコーディングもシェリーの気まぐれで進まない。意を決しジョーンはシェリーに家庭とバンドのどちらが大切なのか迫るが、シェリーはバンドを去ってしまう。

バンドはその後崩壊し、シェリーは地元のお店でアルバイトをする生活に。ある日、シェリーはラジオに生出演しているジョーンの声を聴いて、ラジオ局に電話をする。DJは驚いたが、電話口で二人は会話にならない言葉を交わすのだった。

最後は、リハビリ施設にジョーンが訪ねて来ておしまい。原作はシェリー自身の著書だが、ジョーンが監修として参加しているだけに、映画としてはジョーンとシェリーの関係が主体で、ベースのロビンは何故か架空の人物だ。
ランナウェイズはベーシストが目まぐるしく短期間で交替していたが、日本公演時はジャッキー・フォックスだった。どのベーシストに許可を取るのか難しかったのか、それともシェリーの人気に嫉妬して脱退したジャッキーのOKが出なかったのかは定かではない。

ジョーンを演じたクリステン・スチュワートは映画出演に際してギター特訓をしたそうだ。しかも服装の着こなしや雰囲気まで本人にそっくりで、特に、ラストのラジオ局に出演した時の姿は本人と見間違えるほど似ていた。ジョーンというよりミュージシャンになりきっていたのが良かった。
シェリーを演じたのは天才子役少女の名前を欲しいままにしたダコタ・ファニングちゃん。「ランナウェイズのシェリー・カーリー」を「演じた」だけでは、当時を知るファンは納得しないだろう。金髪に染め、ドギツイ化粧を施し、ローディーと舞台裏のトイレでH行為に耽ったり、股を広げて歌っても、撮影時は16歳だったダコタちゃんはまだまだ少女体型で「胸も小さく、雰囲気も少女のまま」では、ジョーンになりきっていたクリステン・スチュワートの方がインパクトが強かった。
天才子役少女としてはハリウッド映画史上に残るダコタちゃんだが、少女から大人の女への変遷期にあたる15~18歳位の時期って難しいですね(アンナソフィア・ロブはどうかな?)。
登場シーンは数カットしかなかったけど、シェリーとマリーの双子の母役はテイタム・オニールだった。エンドロールで始めて気が付いたけど、ダコタちゃんの遥か前に「天才子役」として「ペーパー・ムーン」に出ていた女優ですが、今では単なる脇役なんですね。

ストーリー的にはジョーンとシェリーの関係がメインだが、やはり、ランナウェイズは日本での活躍は外せない。だが、日本へ行く飛行機内での薬物使用シーンは本当かな?それと、日本に着いてからのシーンも、明らかに撮影スタジオにセットを組んでの撮影が見え見えで、バンドが接待で日本食を食べるシーンや変なインタビューに違和感を覚えた。
更に、細かい点を言えば、日本公演前にシェリーを撮影する日本人カメラマンだがあれは篠山紀信氏だろうがヘアスタイルが違った。日本での熱狂的なライヴの様子も再現されていたが、観客の顔が何度かアップになるが、明らかに中国系のエキストラが居てロス辺りのスタジオで撮影したのがバレバレですね。

監督はイタリア出身のミュージック・ビデオ製作畑出身の女性だが、日本のことは詳しくないのかな?





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Last updated  2011.04.24 17:48:44
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