中学校の時の友達に子供が産まれたらしい。
そしたら、中学の恩師がメールで詩を送ってきた。
（同窓会ＭＬがあるの）

なんか結構いい感じの詩だったので、掲載することにします。

最近バスケもさぼっているので（都合があわないのだ！）、
日記の内容が濃密じゃなくて反省中。
ぼちぼち始動しないとね。

では、ポエム、いってみよ～。
（「正しい事を言うときは・・・」の部分、日常生活においても参考になりました。。。）

祝 婚 歌

吉野　弘

二人が睦まじくいるためには　愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい　立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと　うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが　ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで　疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは　少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは　相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい　立派でありたいとか
正しくありたいとかいう無理な緊張には色目を使わず
ゆったり　ゆたかに　光を浴びているほうがいい
健康で　風に吹かれながら
　生きていることのなつかしさに　ふと　胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして　なぜ胸が熱くなるのか　黙っていても
二人にはわかるのであってほしい