カテゴリ:日ノ本は言霊の幸はう国
◇ 2月3日(日曜日); 旧師走二十七日 癸酉; 節分、春日大社万灯籠
春の節分の日は、こちらでは雪になった。 今日の雪は朝の内は随分と活発に降っていたが、夕方にはほぼ止んでしまった。 東京23区内では2~3センチ、テレビ局によっては「数センチ」の積雪などと云っている。 僕の住む所沢では5センチ程度の積雪と云うところか。 いずれにしても、雪国とくらべても申し訳ないほどの積雪なのに、テレビでは大ニュースになって、電車は止まり、或いは遅れ、高速道路は閉鎖され、飛行機は運航を見合わせ、人は転ぶ。 こうして雪が降ると、所謂首都圏は一瞬遍く緊張するから、中々面白い。 先日電車の中で前に座った女性が口を動かしながら本を読んでいた。 一体何の本なのだろうと思ったら、漫画本であると知れた。 音読みといっても、無論声は出ていない。口が動いているだけだ。 それにしても漫画本を音読みするというのは、どうやってやるのだろう?二次元的に広がった画面の中の台詞をどういう順で読むのか、効果音なども読んでいるのか? そう思うと気になって仕方が無かった。 僕の小学校時代には、音読しないと本が読めないという人が何人かいたものだ。しかし、今僕くらいの年齢の人間で本を音読みしている人は見かけない。あぁいう人たちは、今はどうしているんだろう? その女性は年齢も若く、清楚な感じのいささか美形といっても良い人だった。だから、余計に気になって目的の駅を乗り過ごしそうになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.03 18:57:51
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