カテゴリ:よもやま話
【6月10日(月曜日) 旧五月二日 丁未 赤口 月齢1.5】
JSBの音楽は、音で色々な試みをしている感じだな。いわば実験をしている。 無闇な試みというわけではなく、筋道を通して推論を立て、それによって音の組み合わせを作り上げていく。 WAMの音楽は、如何にも天賦の才に恵まれた若者の、才気煥発、自由闊達を感じさせる。 そして明るい。苦悩であってもどこか明るい。 LVBの音楽には、彼自身の思想が見える。そこがJSBの実験、WAMの自ずと紡がれた音楽とはちがう。LVBの音楽は彼自身が意識しての表現である。・・・ように思える。 JSBが生きたのは1685年から1750年。 WAMは1756年から1791年。 LVBは1770年から1827年である。 だから、WAMとLVBは人生の範囲が少しかぶっている。この二人は、お互いに言葉を交わす機会があったろうか。あったとしても話は合わなかったろうな・・・多分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.15 19:16:29
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