平成22年度のビザなし交流がスタートしました。
今年度のビザなし交流が本格的にスタートしました。 ビザなし交流とは、北方領土問題解決までの間、相互理解の増進を図り、領土問題の解決に寄与することを目的として、1992年(平成4年)から実施されているものです。 写真は5月14日の第1回目訪問の国後島に向けて根室港からの出港の様子です。たくさんの人たちで見送りました。 翌日15日からは、ウラルシベリア塗教室、図書館、郷土博物館、ダーチャ(菜園付別荘)などの視察を行いました。 16日の住民交流会では、絵手紙を使った交流会を行いました。100名を超える島の住民が集まり大盛況に行われました。 住民交流会の後には、テーブルに分かれて現地ロシア人との対話を行いました。対話では、現地の学生から将来は日本語を勉強して通訳になりたいとの発言があるなど、相互理解の増進を図る上で大変有意義な時間を過ごすことができたようです。 このビザなし交流を皮切りに、今後も北方墓参や自由訪問など、さまざまな事業が実施されます。根室地域本部では、すべての事業が滞りなく実施できるよう実施団体と連携し、準備等進めていく予定です。 北方領土対策根室地域本部北方領土対策室 平田