HBC制作の北海道大雪山を舞台にしたネイチャードキュメンタリー「天空の方舟」~大雪山 氷河期から未来へ が放送されます(2月17日(日)午後3時30分から)
北海道総合政策部知事室広報広聴課広報グループです。アイヌ民族の人々が、親しみと畏敬の念を込めて「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んでいた「大雪山」。夏には花々が咲き乱れる楽園となる一方、冬は厳しい寒さと雪に覆われ、人々を容易に寄せ付けない領域となります。*「大雪山」は、一つの山を指すのではなく、北海道最高峰の旭岳を含む北海道中央部にある山々の名称です。 高地で寒冷な大雪山には、約2万年前の氷河期の自然が残されていると言われています。夏になると咲き乱れる可憐な花々、愛らしい姿のエゾナキウサギ、国内で最も美しい蝶の一つに数えられるウスバキチョウなど、大雪山は氷河時代から生きる希少な生物が今も生き生きと暮らす、氷河期からの大事な遺産です。 【頑張れ!エゾナキウサギ】北海道魅力発信動画コンテスト~体感動画~ 優秀作品番組では、大雪山の自然を1年間に渡って撮影し、希少な生物の営みと、四季それぞれの壮大な風景を追いかけました。また、半世紀にわたって大雪山を歩き続ける山岳写真家や、3億トン降るといわれている大量の雪が大雪山の豊かな自然を作っていることを解明した研究者などに密着。自然の魅力と共に、最近の異変についても聞いています。番組のナビゲーターは、俳優の佐藤隆太さん。冬には、北海道最高峰の旭岳(標高2,291メートル)に挑戦し、夏には3日間かけて大雪山の最深部を訪れ、その魅力と厳しさを体感しました。ナレーターは北海道出身のタレント・藤本美貴さんが務めます。 今回、大雪山の自然に触れた佐藤隆太さんは、つぎのようなコメントを残しています。 「こんなに自然が豊かな山ってないんじゃないかな。僕も初めてわかったので、この番組を通して皆さんにも知ってもらいたい。知ってもらって、その先は、自分の体で体験してほしい。大雪山は、地球のリトマス紙と言われているように、敏感に反応が表れる山なので、その山が教えてくれるシグナルや、放っている信号のようなものを、我々は感じ取らなければならないと思います。自然を大切にするには、残していくには、どうしたらいいのかということを考えるきっかけにもなりました。」「どこまで感動させるんだよ!大雪山、ありがとう!!」 佐藤隆太さんが言っているとおり、この番組を通じて大雪山の豊かな自然を知り、その次は是非、皆さん自ら大雪山を体感してもらえたら嬉しいです▼番組の詳細はこちら 放送局:HBC北海道放送制作 TBS系12局ネット タイトル:「天空の方舟」~大雪山 氷河期から未来へ 放送日時:2月17日(日) 午後3:30~4:54 番組ホームページ:http://www.hbc.co.jp/tv/info/tenku/indexpc.html 番組フェイスブックページ:https://www.facebook.com/hbctenku