カントリーサインで訪ねる檜山の見所!【せたな町編】
檜山振興局新幹線観光対策室です。最終回は、水質最高評価(AA)の海水浴場が3カ所もあるせたな町です せたな町 人口/9,127人 (平成25年6月末日現在) 面積/638.6平方km 町のプロフィール せたな町は、西に日本海、北と南には1,000m級の山々が連なる豊かな自然環境の中、農業や酪農、漁業が盛んであり、羊肉や豚肉のほか乳製品も豊富であるとともに、ウニやアワビの産地としても知られています。マリンスポーツや海水浴のメッカとしても広く知られています。カントリーサインの図案から... せたな町は、平成17年9月1日に旧瀬棚郡瀬棚町、旧瀬棚郡北檜山町、旧久遠郡大成町の3つの町が合併してできた町です。カントリーサインも旧3町の見所が凝縮したデザインとなっています。旧3町のカントリーサイン 新看板の右下は大成区(旧大成町)にある『親子熊岩』。溺れそうな子熊を、親熊が救うように抱きかかえている様に見える大成区のシンボル的な岩です。夕暮れ時にはなお情緒のある風景が見られます。 左下は、水仙公園とも呼ばれる北檜山区(旧北檜山町)の『玉川公園』。玉川神社を中心に小高い丘の上に広がる公園で、ゆるやかに広がる水田風景や遊楽部岳などを展望することができます。 毎年5月には一帯の斜面に30種30万株のスイセンが咲き乱れ、サクラの満開時には花が競うように咲き誇り、訪れる人を楽しませてくれます。例年5月第2日曜日に「水仙まつり」が開催されます。 中央の3つの岩は『三本杉岩』。瀬棚区(旧瀬棚町)にあるこの3本の岩は高さ30m前後で紺碧の海にそびえ立つ鋭い形をしています。上層部には岩松や寒冷地特有の植物が緑を添え、独特の風情をもっています。 青い海と白い波、そして夕日に映えるシルエット、刻々と変化する情景が絶妙です。夜間はライトアップされ、ロマンチックで幻想的な雰囲気を漂わせています。 また、三本杉岩の後ろ側の緑の斜面は、道南地方の最高峰狩場山(標高1,520m)の山岳景観を表しています。狩場山は、手つかずの大自然が魅力の秀峰として知られています。特に頂上は高山植物の宝庫で、頂上からは日本海はもとより、はるか遠く太平洋も見渡せます。せたな町からは須築川(すっきがわ)河口より登山道へ入る「茂津多コース」があり、約5時間で登頂することができます。 せたな町の今年(2013)のポスターは海と山の魅力をストレートに伝える作品になっています。皆さんもぜひ「海」と「山」、魅力沢山のせたなへご来町ください。 檜山の観光情報はこちら