洞爺湖有珠山ジオパーク!学習会に参加しました!
胆振総合振興局地域政策課です。去る5月21日(土)、NPO法人有珠山周辺地域ジオパーク友の会主催の「ジオツアー 有珠山学習会~火口原・小有珠・旧登山道巡り~」が開催され、本間局長以下4名の振興局チームで参加しました(他に個人参加の職員も!)。当日は、87名が参加。遠くは東京からの方もいらっしゃいました。晴天に恵まれ、ユネスコ世界ジオパークである洞爺湖有珠山で火山活動について学びながら、初夏の1日を楽しみました。その一部をご紹介します。まずはロープウェイで洞爺湖展望台へ。 講師の方が掲げた過去の絵はがきと比べると、昭和新山の植生が変化していることがよく分かりました。(写真右手前が昭和新山です)続いて有珠山火口原展望台へ。噴火湾対岸の駒ヶ岳までが一望できます。もともとは富士山のような姿の山だった有珠山が、約7~8,000年前に海側へ山体崩壊を起こした結果、陸地に小丘、海中に岩礁を残したことが、ここから地形を見ると分かります。(写真では分かりませんね…ぜひ、現地でご確認ください!)ここからは、普段は立入が禁止されている区域です。今回は学習会ということで、許可をいただき、特別に歩くことができました。1977年の噴火までは、沼や牧草地だった銀沼(ぎんぬま)火口です。右奥に見えるのが、この後に登る小有珠(こうす)です。険しい登りもありましたが…無事、山頂にたどり着き、洞爺湖、ウインザーホテル、羊蹄山を望みながらお昼をいただきました。反対側は噴火湾です。絶えず立ち上る噴気に活火山のエネルギーを感じつつ、景色を楽しみました。もちろん海なのですが、まるで、まあるい大きな湖のようにも見えました。帰り道、振興局からの4名は特別に、外輪山遊歩道をたどる楽な(?)コースを歩かせていただきました…。外輪山遊歩道には、最初にご紹介した2つ以外にも展望台があり、噴火湾や羊蹄山の眺めを、どなたでも楽しむことができますまた、洞爺湖有珠山ジオパークには、ほかにも見どころや、「変動する大地と人間との共生の歴史」について学べる場所がたくさんあります。詳しくは、http://www.toya-usu-geopark.org/ (洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会のホームページ)この夏はぜひ、洞爺湖有珠山ジオパークへ!