インターネットで閲覧できる資料が増えました!
北海道立文書館(もんじょかん)です。 北海道立文書館は、北海道の歴史に関する文書、記録その他の資料を収集し、管理し、皆さまに閲覧利用していただく施設です。 所蔵資料は、公文書、私文書(しもんじょ)、刊行物等に大別されます。 公文書では、江戸時代末期に徳川幕府によって設置された箱館奉行の文書や、明治2(1869)年に明治政府によって設置された開拓使の文書など古い時期の文書のほか、現在の北海道の文書も所蔵しています。 当館ではこうした所蔵資料の一部を、インターネット上で閲覧できるよう画像データを公開しています。 この程、開拓使文書のうち、開拓使公文録(東京出張所)の画像データ26点(冊)分(1,858件15,995枚)を道立図書館北方資料室の北方資料デジタルライブラリーに追加しました。 開拓使公文録とは、重要な文書、後の参考となる文書を選び出し、主題や関係省庁などにより編集しなおしたもので、開拓使の札幌本庁と東京出張所で作成されました。 東京出張所の開拓使公文録は約400冊ありますが、今回の追加で41点(冊)分(3,404件25,809枚)をウェブ上で御覧いただけるようになりました。 41点(冊)の内訳は開拓使公文録デジタルアーカイブズのページを御覧ください。 なお、開拓使公文録を含むインターネット上で閲覧できる資料については北海道立文書館デジタルアーカイブズで御覧いただけます。ビジュアル的なものでは、開拓使が製造した缶詰やビールのラベルなどの絵図資料も含まれています。 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため外出や遠出がしづらい日々が続いていますので、ぜひ覗いてみてください。