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2019.12.10
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カテゴリ:国際交流
こんにちはスマイルバイバイ
総合政策部政策局総合教育推進室です!

​​​​​​​若者の海外留学を官民挙げて支援する
​​​​​​​​​​​​​​​​「ほっかいどう未来チャレンジ基金」​​​​​​​​​​
​​​​​​​​​​​​​によりアラスカでインターンシップとフィールドワークを行い、需要側のニーズと供給側の意識のギャップに注視しながら、アドベンチャーツーリズムについて調査・研究を行う学生留学コース海辺菜々美さんから11月の活動の様子が届きました。  

11月はアメリカ合衆国アラスカ州パーマー市で観光を学ぶためのコネクションづくりと+αの目的である私の地元・佐呂間町とパーマー市の姉妹都市交流関係の活動が中心となりました。

 

パーマー市はアラスカ州・マタヌスカ-スシトナ郡(マット・ス郡)にあり、州最大のアンカレッジ自治市から車で45分ほどかかるアラスカ最大の農業地帯・マタヌスカ渓谷の中心地にあります。人口約6000人と温かい人々が多い小さい街のため、どこか佐呂間町のような、自分の故郷と思えるようなそんな素晴らしい街です。近くには北米最高峰のデナリや、マタヌスカ氷河などの自然がたくさんあります。

 

佐呂間町とパーマー市の姉妹都市の始まりは、1980年4月10日、石黒睦弘さん(当時佐呂間高校教諭)と、パーマー市在住のエドワード・ホームズさんがアマチュア無線親交を深めたことが縁となり、同年10月28日、姉妹都市提携の調印をし、それ以降も町民の交流を中心に友好関係を築いてきました。私は中学生と高校生の時にそれぞれ2週間の短期留学をし、今回が3回目の留学になります。


受入先のPalmer Museum and Visitor Center (パーマーミュージアム・ビジターセンター)ではボランティアとして活動しています。パーマーの歴史についてウォーキングツアーなどを通して学びました。その後は、パーマーやマット・ス郡で提供されている自然アクティビティや観光について学んだり、昔の写真や寄贈品の整理を手伝っています。運営については、現在、Palmer Museumが街の観光HPを立ち上げているので、そのミーティングにご一緒させて頂きながら学んでいます。

 

冒頭でもお伝えしたように、今月は地域の人とのコネクション作りから始めました。

Palmer Museum and Visitor CenterのSam(サム)さんのご紹介で、12月13日から3日間行われるColony Christmas(コロニークリスマス)について、街の方々が集まるミーティングに参加し、14日に行う折り紙で鶴を折るワークショップでボランティアをすることになりました。

 

また、ホームステイ先のご夫婦がパーマー市でラジオ局を運営されている関係で、ホストマザーと一緒にビジネスオーナーが集まるPalmer Chamber of Commerce(パーマー商工会議所)の会議にも出席しました。そこで観光業に従事する方ともお会いすることができ、後日またお話を聞きに行く予定です。

    
ボランティア活動を行うアラスカ日本人会の方々にもお会いしました。日本人会の会長のボイド万季子さんがアラスカでツアーガイドをしているということで、アラスカの観光や私が目指す佐呂間町・北海道のビジョンについてお話をしました。

 
私が一番興味深かった彼女の考えは“大自然がある限りアラスカは終わらない”というものです。アラスカに来る観光客は、ラストフロンティアで見ることのできる自然を求めてやってきます。今まで見たことがないもの、普段できない経験を期待してきますが、相手は自然なので良い時もあれば悪い時もあるなど運任せなところもあります。自然は毎回変わるからこそ、一度見たらまた見たくなる、見られなかったらリベンジ、見られたらもっと良いのが見たいという心理が大きく働くそうです。

 

アラスカと同じように雄大な自然をもつ北海道も自然をメインにした観光で市場拡大を狙っていけると思いました。他にも、佐呂間の特徴を踏まえたうえで、どんなものができるのか、海外からの観光客をターゲットにした観光をするためのアドバイスなどもいただきました。

 

姉妹都市交流関係の活動としては、パーマー高校の日本語授業のアシスタントをしました。私は在学している北海学園大学で日本語教師養成課程を履修しているので、札幌でも、何度か留学生の日本語の授業のアシスタントや日本語教室のボランティアをしていました。


パーマー高校では1~4年生の生徒が日本語を学んでいます。先生は以前佐呂間町で英語を教えていて、佐呂間町とパーマー市の姉妹都市交流のキーパーソンでもあるCarla Swick (カーラ・スウィック)先生です。高校生に教えるのは初めての体験でしたが、自ら選択して日本語の授業を受けているので、積極的な子が多かったです。なかには、来年佐呂間町に2週間の短期留学をする生徒や、そのプログラムとは別で3ヶ月間佐呂間高校に留学する予定の生徒もいました。

 

このように佐呂間に行きたいと思ってくれる生徒が多いのですが、佐呂間町では交換留学プログラムが低迷ぎみです。その原因のひとつとして、実際パーマーに留学した体験談を聞く機会がないことがあると思いました。そこで、帰国後に予定している佐呂間高校でのアンバサダー活動の際に、この姉妹都市交流のPRも行い、参加者の増加と交流の持続・発展に貢献できるよう、何か企画したいと思います。

 

パーマー高校でボランティアをしている時に、人種差別やジェンダーについての授業も一緒に受けました。私自身、これらについてきちんと学び始めて興味を持ち始めたのは大学生になってからであり、それ以前は、なかなか真剣に向き合い考える機会が少なかったです。しかし、パーマー高校では、社会問題について考えを深め、意見を交換する授業が行われていることに感心しました。現在は世界的にもこれらの問題が注目されています。

幼い頃は複雑な情報を適切に解釈して処理できないと言われていますが、個人的には周囲の人に影響され、考えが埋め込まれる前のできるだけ早いうちに人種やジェンダーなどの社会問題に少しずつ触れて向き合う機会が必要だと思います。そんな機会が私の子ども時代よりも増えていけば、増やしていければ良いと思いました。

帰国する3月までに行うことをカーラ先生を中心に、多くの方々の協力を得ながら行えるよう、関係者のスケジュールを調整して計画中です。サンクスギビングデー(アメリカの祝日、感謝祭)やクリスマスが年末にかけてある忙しい中、手を貸してくださるパーマー市の方々、また北海道、日本にいる支援者・関係者の方々の支えに感謝しながら、来月からも頑張るので応援してくれたら嬉しいです。


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最終更新日  2019.12.10 17:48:07


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