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カテゴリ:広報・メディア
北海道新型コロナウイルス感染症対策本部指揮室からお知らせです。
これまでの道民の皆様の多大なご協力により、新型コロナウイルス感染症の感染者数が減少傾向にあるものの、依然として、道内各地で集団感染が発生するなど、医療提供体制のひっ迫の度合いは厳しい状況が続いております。 また、例年、多くの医療機関が休診となる年末年始において、これ以上、医療機関の負担が増えると、通常の医療や救命救急が受けられなくなるおそれも生じることから、医療崩壊を防ぎ、感染の再拡大を招かないためにも、この年末年始の過ごし方が極めて重要になります。 こうした状況を踏まえ、この度、改めて道民の皆様に協力要請させていただくとともに、札幌市、北海道市長会、北海道町村会、道の4者連名により、「静かな年末年始に向けた共同メッセージ」を発出しました。 つきましては、この度の要請内容について、ご理解、ご協力をいただき、感染防止対策を更に徹底いただくよう、よろしくお願いします。 記 <集中対策期間における対策について> ~新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項に基づく道民の皆様への協力要請等~ ○ 対策の背景 ■ 医療提供体制は厳しい状況が続いており、通常の医療提供が難しくなる 年末年始における医療崩壊等を防ぐため、12月25日までとしていた 外出自粛等の要請を継続。 ■ 特に、医療提供体制が通常と異なる年末年始は、帰省や会合などで 人と接触する機会が多くなりがちな期間であるが、今年は例年と異なり、 感染リスクの観点から普段一緒にいる方との静かな過ごし方を 179市町村で呼びかけ。 ○ 対策のポイント ◎年末から1月3日までの呼びかけ この年末年始は、静かな年末年始とし、 ■「普段一緒にいる方」と「自宅」で過ごしましょう。 ■「普段一緒にいない方」との「会食は控えましょう」。 ◎12月26日から1月15日までの対策 <道民及び道内に滞在している皆様への要請> ■感染リスクを回避できない場合 ・札幌市内における不要不急の外出や往来自粛 ・旭川市内における不要不急の外出自粛 ・札幌市及び感染拡大都府県との不要不急の往来自粛 ■感染リスクを回避する行動の徹底 ・自宅を含む5人以上や2時間を超える長時間の飲食の自粛 (同居者のみの場合を除く) ・重症化リスクの高い方と接する方等は、感染リスクを回避する 行動の更なる徹底 など <札幌市内の事業者の皆様への要請> ■札幌市内の接待を伴う飲食店の営業時間の短縮 ■業種別ガイドラインなど、感染拡大防止対策の再確認と徹底 など (資料) 静かな年末年始に向けた共同メッセージ この年末年始は、 ○「普段一緒にいる方」と「自宅」で過ごしましょう。 ○「普段一緒にいない方」との「会食は控えましょう」。 例年であれば、年末年始は、普段離れて暮らす家族や親戚、友人が集まって 楽しく過ごすなど大切な時期です。 一方で、新型コロナウイルス感染症の感染リスクの観点から見ると、 症状が無いため、本人が感染の意識をしないまま年末年始に帰省して、 ふるさとの両親や祖父母と飲食をともにすることによって、意図せず、 感染を拡大させるおそれがあります。 また、現時点においても、医療提供体制に大きな負荷がかかっている中、 例年、多くの医療機関が休診となる年末年始において、これ以上、 医療機関等の負担が増えると、通常の医療や救命救急が受けられなくなる おそれもあります。 医療現場の負担を増やさず、私たちの医療を守るためにも、道民の皆様、 道内に滞在される皆様一人ひとりが、症状が無くても 「感染しているかもしれない」との危機意識を持ち、正月三が日までは、 静かな年末年始としていただきますよう、ご協力をお願いします。 令和2年12月24日 北海道知事 鈴 木 直 道 札幌市長 秋 元 克 広 北海道市長会長 山口 幸太郎 北海道町村会長 棚 野 孝 夫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.28 13:10:04
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