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カテゴリ:子育て・教育
こんにちは!ネイパル森です。 気持ちの良い秋晴れの下、およそ1か月半ぶりの主催事業「スポーツフェスタ」を開催しました。 私たちの事業にたくさんの子供たちやボランティアスタッフが集まってくれることに、改めて喜びを感じました
この事業の目的は、誰もが楽しめるように工夫されたスポーツの体験をとおして、体力をつけたり、参加者同士が交流を深めたりすることです。 1日目は、先日行われた東京パラリンピックの競技から3種目を取り上げ、その面白さを体験しました
1つ目は、ボッチャ。 ペタンクやカーリングと同じく、的を目掛けてボールを投げ、近くに止めた個数を競う競技です。 身体に障がいがあっても楽しめるように、様々なボールの投げ方が認められています。手の代わりに「ランプ」という道具を使い、ボールを滑り落として転がすこともできます。 参加者は様々な投げ方をして高得点を目指しました。会場からはあふれんばかりの歓声が響きました。 2つ目は、ゴールボール。 目の不自由な人も楽しめるように考えられた競技です。 全員が目かくしをして、鈴の入ったボールを転がし、相手のゴールを目指します。 子供たちは耳を澄ませ、ボールがある位置を探りました。慣れるに従い、ファインプレーの連続! 観客は息をひそめるように静かに見守りつつ、友達がボールを見事にキャッチする様子に驚いていました。そして、得点が入った瞬間には、大歓声!! 3つ目は、シッティングバレーボール。 元々は、戦争で怪我をした兵士のリハビリ用に考えられた競技だそうです。 脚が不自由でも楽しめるように、全員が床にお尻を付けてボールをトスします。 お尻を付けて自由に動き回る練習をした後、まずは風船を使ってトスの練習。 参加した小学校3~6年生の、バレーボールの経験量は様々。初めて取り組んだ子供は、トスが100回以上つなげることができて、とても喜んでいました。 友達が受け取りやすいようにゆるやかにボールを上げる様子から、スポーツをみんなで楽しむ雰囲気が生まれているのを感じました 2日目は、小学校でよく行われるドッジボールについて考えました。 得意不得意や年齢など、実力は人によって様々です。前日に楽しんだ競技からヒントを得て、誰もが楽しめるようにするためにルールを工夫することにしました。 話し合いの結果、子供たちが考えたのは次のようなルールです。 ・まだ投げていない人にボールを回す。 ・ボールに当たっても外野に出ず、相手に1ポイントが入る点数制。 ・予め決めておく「王様」にボールを当てると、点数が倍になる。 ・制限時間が半分を切ったら、王様はヘルメットをかぶって分かりやすくする。 ・手の小さい人も楽しめるように、ドッジビーを使う。 全員が1回ずつゲームを楽しんだ後、さらに工夫を加えて、誰もが楽しめるルールを目指しました 参加した子供たちは、 「ボッチャをやったことがなくて気になっていた。やったら本当に楽しかった」 「シッティングバレーボールは一番走らなかったのに疲れて、おどろいた」 「みんなが考えたドッジボールをやってみたら、けがをする人もいないし、楽しかった」 などと感想を聞かせてくれました
今回のことをきっかけに自分たちでルールを工夫し、友達とスポーツを楽しんでくれることを願っています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.15 18:20:30
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