上川総合振興局地域政策課の交通担当です


　 JR北海道の富良野線を走る観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」（定員１８８人）に、今年も乗車してきました今年は行きに美瑛駅から美馬牛、上富良野駅を通りラベンダー畑駅まで、帰りは中富良野駅から旭川駅まで乗車し、雄大な北海道の景色を満喫してきました
　

　　　　　　　　（カラフルな色合いの「富良野・美瑛ノロッコ号」）

　旭川駅から富良野駅を走る「ノロッコ号」は美しいラベンダー等を楽しんでもらおうと、この時期限定で毎年走っており、今年はコロナ禍からの観光需要回復を見込み、昨季より約１カ月長い９月２４日までの土日祝日（６月１７日～８月１３日は毎日）運行。一日に旭川～富良野を１往復、富良野～美瑛を２往復しています

　
　　　　　　　　　　　　（ラベンダーが飾り付けられている車内）
　
　列車は５１０形客車をトロッコ仕様に改造し、片側は景色が見えやすいよう外側に向けて木製のベンチが配置され、反対側には６人掛けのボックス席が並びます。ディーゼル機関車と客車３両がつながり、開放的な窓から爽やかな風が吹き抜けます



　　　　　　　　　　　　　　（木製のベンチが配置された車内）
　
　この日は美瑛駅を出発し、しばらくすると目の前には田園風景が広がり、眺めのよい場所に差し掛かる際には列車のスピードを落としカメラのシャッターチャンスを設けてくれます折り重なる丘に広がる畑にポツンとある赤い屋根の家は、美瑛町の絶景スポットとしてCMやパンフレット等にたびたび利用されており、わたしも車内から小さなミラーレスカメラできれいに撮影することができました




　　　　　　　　　　　（車窓から見える美瑛町の赤い屋根の家）

　ちょうど乗車した日は７月中旬のラベンダーの見頃の時期で、開け放った窓から色鮮やかなラベンダー畑が広がりましたこの日はノロッコ号の運転日のみ営業する季節限定の臨時駅「ラベンダー畑」駅から観光農園「ファーム富田」（中富良野町）まで歩いていきました
　その距離は歩いてわずか７分程度。丘一面を鮮やかな紫色が染め、約６万株が咲き誇りますラベンダーのほか、赤やオレンジのポピー、白のカスミソウ、ピンクのコマチソウなど、色とりどりの花が丘を彩っていました

　　　　　　　　　　　　　（色鮮やかなラベンダー畑）

　丘の上に上ると、ラベンダーとともに富良野駅を折り返したノロッコ号を小さくですが、一枚に撮影することができました


　　　　　　　　（ファーム富田の丘の上からもノロッコ号が見えます）

　お花を十分に満喫した後は中富良野駅まで２５分程かけて歩いて行き、その日最後の１６時３４分発のノロッコ号に乗り旭川駅まで戻ってきましたこの日は青空とまでは行きませんでしが、北海道らしい心地よい気温で、素晴らしい景色に囲まれ思わずビールが飲みたくなりました



　　　　　　　（ファーム富田から歩いて中富良野駅まで行きました）　　　　　
　　　

　　　　　　　　（その日最終のノロッコ号に乗り旭川駅まで行きました）

　以前に当振興局の職員が実際にノロッコ号に乗り、PR動画を作成しました北海道の公式動画『Hokkai・Do・画』としても一般公開されておりますので、ご覧になってくださった方もいるかもしれませんが、改めてこのブログでも紹介させていただきます

○絶景！！北海道・夏の鉄旅「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗ってみた

【https://youtu.be/-E8Iuzhw6ec】

　この夏は「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗り、北海道の絶景をぜひ楽しんでください