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カテゴリ:子育て・教育
皆さん、こんにちは。ネイパル深川です。 ネイパル深川では、先月、1泊2日の主催事業「親と子の理科教室(冬季)」を北海道科学文化協会と北海道立教育研究所との共同事業として開催しました。 「親と子の理科教室(冬季)」は、親と子のふれあいの中で、身近な教材を生かした実験や観察に親しみながら理科に対する興味・関心をより一層高めることを目的に行いました。当日は、小学校4年生から6年生とその保護者38名が全道各地から参加しました。 実験観察では、北海道立教育研究所の職員が草木染め体験と偏光板万華鏡づくり、紙イヤホンづくりを行いました。 草木染め体験では、紅花とたまねぎの皮、藍の3種類を使用してハンカチを染め、それぞれの素材の特徴を聞きながら草木染の仕組みを学ぶことができました。参加者からは、「たまねぎの皮からキレイな色が出て驚いた」という声が聞こえ、色の違いや、模様の出し方を楽しみながら草木染めを体験することができました。 偏光板万華鏡づくりでは、偏光板にセロハンテープを重ねて光の通り道に変化を付けることで見え方が変化することを学びました。また、紙イヤホンづくりでは、コイルを用いると紙からラジオの音を聞くことができることを体験し、新しい発見に驚きの声が上がっていました。 夜の活動では、天体について学ぶプログラムを実施しました。あいにく雲が多い天候だったため、星座を見ることはできませんでしたが、多目的ホールの大きなスクリーンに宇宙空間を映し出し、上川管内で星空案内人として活動している澤野雄太氏による星座の解説に聞き入る様子が見られました。途中、月の周辺だけ晴れ間が覗いたため、急遽、天体望遠鏡を設置して月と木星を見ることができました。月のクレーターや、木星の縞模様を見ることができ、参加者の保護者からは「子どもに冬の空の美しさを体験させることが出来て良かった」という声が聞かれました。 2日間を通して、親子で一緒に様々な実験や観察を行い、科学の奥深さや楽しさを知って理科に対する興味関心を高める機会とすることができました。 参加した保護者からは、「子どもが学んでいる姿を間近で見れる機会がとても良かった。」という声や「社会教育施設で宿泊をすることで、自分のことは自分でするという自宅以外での経験も貴重な機会だった」という声が聞かれるなど、理科に対する興味関心の高まり以外の成果も見られました。 ネイパル深川では、今後、冒険キャンプ(冬)やアジアン料理パーティーなどの主催事業が開催されます。小学生から中学生が、普段とは違う環境で、挑戦する機会や、楽しみながら体験活動が実践できる事業の開催を予定しております。 詳しくはネイパル深川ホームページ(http://neiparufukagawa.ec-net.jp/)をご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.28 09:36:52
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