カテゴリ:観光・おでかけ記
9月の彼岸に、3年前に亡くなった伯父の墓参りに行って来ました。 場所は、宮城県南部の白石市にある「清林寺」です。 無事に墓参りを済ませ帰路に着こうと本堂の前を通ったところ、 正面に「六文連銭」の寺紋が掲げられていました。 六文銭は戦国時代の真田家の旗印と同じです。 このことは2年前のNHK大河ドラマ「風林火山」を見て覚えていましたが、 どうして「清林寺」にあるのでしょう。不思議でした。 詳しく知りたくて門前に立つ案内板を読んでみました。 「1615年『大阪夏の陣』の際、豊臣方の真田幸村が落城直前に徳川方の 伊達家重臣片倉重長に女児(阿梅)を託した。片倉重長はその後も、幸村遺児と遺臣を 引き受け、白石城下に住まわせた。…… 開基は真田幸村の遺臣三井奉膳。 …… 奉膳は浄土真宗に帰依して1634年に創建。……」とありました。 真田幸村が我が子や家臣の行く末を案じ、相手方の片倉家に娘らを託したのが 縁の始まりとのことらしいです。 私は幼い頃、従兄弟とよく白石城址の周辺で遊んでいました。お堀や神社やお寺、 歴史的な場所が多いなあとは思っていましたが、このような話があったとは 知りませんでした。 白石市内にはこのほかにも真田家ゆかりの当信寺や片倉家ゆかりの傑山寺など 興味深いお寺があります。いつかゆっくり自分の足で巡ってみたいと思いました。 広報課 M.H お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.06 12:06:13
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