10月も終わりの秋晴れの日、大和町にある七ツ森（七つ連なる山々。県内で有名な景観）の１つ、笹倉山（標高506メートル）に登ってきました。

　笹倉山は七ツ森の中では唯一の独立峰で、１時間もあれば容易に登れます。
　紅葉は終わりの頃で、登山口周辺を除けばほとんどが落ち葉となり、落ち葉のカーペットの上を、サクサク音を立てながらの山行となりました。



登山口


　登山口から15分位、杉林の中を抜けると、急な登り坂「姥坂」が眼前に迫ります。石を転がさないように注意して登ると、亀の子石に出ました。この石、私には親亀の後を追う子亀に見えました。まるで親亀が子亀を励ましているようです。



亀の子石


　さらに進むと、つづら折りの登山道となり、しばらく行くと左手に展望台のあずま屋を見て右に曲がり、ブナやナラの緩やかな登り道を行くと笹倉山山頂に着きました。



笹倉山の頂上


　さて、額にじわーと汗がにじみ、心地よい疲れと登頂の喜びにひたった後、七ツ森のもう一つの楽しみがあります。それは、七ツ森の全ての頂上に設置されているスタンプラリー用の刻印をこすることです。



笹倉山のスタンプ（刻印）


　今回も、登頂記念に笹倉山の刻印の上に紙を載せて鉛筆でごしごしこすって刻印を写しとってきました。

　以前、友人達と七薬師掛（七ツ森の各峰の頂上に、薬師如来像が安置されていて、かつて、一日で七薬師を巡拝するとご利益があると言われていた）を行い、七つの刻印を一日で全部そろえました。それを町の施設に持って行ったら、記念品のキーホルダーがもらえました。現在は、記念品のキーホルダーをもうもらうことはできませんが、刻印はいい記念になると思います。

　興味のある方はぜひ七ツ森に出かけてみてください。でも、一日で七つをゲットするのは大変ですよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　広報課　M.H