カテゴリ:観光・おでかけ記
今回と次回の2回に分けて、私が住んでいる角田市のPRも兼ねて、西根地区にある「高蔵寺」、「旧佐藤家住宅」そして、「田んぼアート」について紹介したいと思います。
多少暑かったものの、風があって心地良かったので、自転車で見学してきました。 まずは「高蔵寺阿弥陀堂」(国指定重要文化財)です。 これはご存じの方も多いと思いますが、宮城県最古の木造建築物で、治承元年(1177年)に藤原秀衡の妻などによって建立されたと言われています。今日まで現存する平安時代建立の阿弥陀堂は、この「高蔵寺阿弥陀堂」の他に、宇治の平等院、平泉の中尊寺金色堂など全国で7か所のみであり、非常に貴重な阿弥陀堂であるといえます。 本尊の阿弥陀如来坐像は国指定重要文化財となっており、全国各地から信仰を集めています。実際私が見学に行ったときも、真昼の暑い中にも関わらず、多くの観光客が見学に来ていました。 次は「旧佐藤家住宅」です。これは江戸時代中頃に建てられた仙台藩領の中規模農家(本百姓)の典型的な建物です。室内も無料で公開されていたので覗いてきましたが、写真の様な土間、囲炉裏(いろり)、農機具などがあり、当時の生活の一端を感じ取ることができました。 「囲炉裏」 「土間」 「高蔵寺」と「旧佐藤家住宅」は隣接しており、どちらも(角田市だけでなく)宮城県の歴史に欠かせない建物なのではないかと思います。 また、この付近には「高蔵寺ホタルの里」という場所もあり、毎年6月下旬から8月上旬くらいまで、蛍が舞う姿が確認できるそうです。今年は暑かったのでもしかしたら…と思ってこの日(8月29日)の夜に再び行ってみましたが、さすがに蛍は一匹もいませんでした。 今回はここまでです。貴重な歴史的建造物と自然が調和する角田市に、是非一度お越しください! (次回に続く) 富県宮城推進室A.K(インターンY.Kさんが取材しました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.10 19:14:57
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