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カテゴリ:金山博物館
まち楽ブログ「身延Life」の編集員のタイヨウです。
今回は、甲斐黄金村・湯之奥金山博物館の記事を紹介します。

金イメージ.jpg

 どんど焼きの準備!博物館若手スタッフ団結! お正月3が日もあっという間に過ぎ、もう次の週の3連休がきましたよ。お正月明けでかかったエンジンもちょっと小休止。寒くて外出は控えめになりそうですが、お正月のエンジンはかかっても運動不足でなまっている体に活を入れるべく、是非博物館に遊びに来てください。

 博物館のエントランスには入り口の門松にかわって、この3連休から恒例の小正月飾り「お山飾り」と「団子花」が館内を賑わせております。普段何気なくみかける「お山飾り」「団子花」にも、もちろん由来がございます。是非館内エントランスにてその由来も、いつもどおり解説文をつけてありますので、ご一読ください。

 そしてこの「お山飾り」の作成風景が写真のとおり。今回、最初からお山飾りなるものを作るのが初めての私ことTとアルバイト学生のS君。なかなか難儀な作業です。あれ?ここどうやって作ったっけかな?とああでもないこうでもないと話しながら竹を割っていきますが、毎年作っているので一番早くて確実な方法を、諸先輩方からサクッと教えてもらい竹の処理の仕方もK学芸員から見せてもらった後、「じゃあ、やってみ」と、突き放されます。
 柳枝用に、一本の4mの真竹を4分の1に割り、さらに4分の1を半分、もしくは3分の1に割り、長い竹の棒?をさらに薄く軽くしていく必要がありますが、これをまず博物館では14本作ります。K学芸員が何本も竹を処理している中、まだ一本も出来上がらないS君。「まだ一本もできてないの?」と二度見される始末。
 そこでアルバイトのS君
 S君「うーん全然うまくきれないっすね。これ鉈がわるいのかなぁ」
 T「いやー弘法大師も実は筆をだれよりも厳しく選んだみたいだし、鉈を変えた方がいいんじゃない?」
 ここで作業に戻ってきたK学芸員。K学芸員にもS君は聞きます。
 S君「Kさん。全然うまくきれないんですけど…」
 K「鉈を変えたら?弘法は筆を選ばずというけど、弘法は筆を選ぶ!…(以下省略)」
 T「今、1分前に同じこと言いました…」
 K「ああそう。とにかく二人ともさして技量は変わらん!さっさとやって。」

 そんな叱咤激励をうけながら、柳部分が完成し、一本一本色紙を張り、これをまとめて縄で柱に結びつけ、脚立で立てて…。途中で偶然やってきた応援団の方が「ちょっと手伝うよー」と手伝ってくれたりして…。さらに傍らでは女子がお団子を作り、小正月のお飾りがようやく完成しました。
 今回特に“不器用”な若手コンビがなんとか頑張った?「お山飾り」は写真のとおり。博物館エントランスにどどーんと鎮座しています。受付をしていただく際にも、といより、エントランスに入ったらすぐに視界に入ります。そしてお団子は受付や売店にかわいらしく飾ってありますので、是非ご覧になっていってくださいね。
 三連休中日は身延町では成人式。総合文化会館で行われますが、噂のあやつがお祝いに駆けつけるかも…?

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こちらの記事は、博物館日記から転載しました。





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最終更新日  2015.01.13 11:01:53
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