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カテゴリ:金山博物館
まち楽ブログ「身延Life」の編集員のタイヨウです。
今回は、甲斐黄金村・湯之奥金山博物館の記事を紹介します。

金イメージ.jpg

 12月ともなると、多少山の紅葉が残っていても「秋」ではなく、すっかり冬。当たり前なんですけれどね。しかも、クリスマスとか年末とか、お正月とか、この時期にふさわしい単語を耳にしますから、そりゃあ気分は「もう、今年も終わり!」って感じになるわけです。

 寒くなってただでさえ、こたつから出たくなくなるのに、博物館は週末もイベント盛りだくさんです。扉に書いたように明日は、博物館主催イベントではありませんが、会場貸出で、映像シアターにて帝京大学山梨文化財研究所の研究発表会が午後一時から行われます。「山の考古学」という会の研究発表会で温泉と身延山の信仰を中心に発表があります。金山のことは少しだけ触れるようです。シアターは85席ございますので、もし明日ご来館くださり、ご興味ある方は、お話をお聞きいただいても結構ですので、お気軽にスタッフにその旨お申し出ください。

 また、週末のお天気はよさそうなので安心ですが、日曜日は、茨城県の常陸大宮市教育委員会の皆様のご協力をいただきまして、遺跡見学会を開催いたします。お申込みくださった方々にはすでに参加要項をお送りさせていただきましたが、出発も早朝です。また各自、乗車場所が異なっておりますので、よくよくご確認いただき、もし、当日やむなく欠席という不測の事態の場合には、博物館までご連絡くださいね。

 博物館からの片道でいうと約5時間ほど?かなりの長丁場ですが、移動するバスは、40人乗りの街のバス・あじさい号です。長距離ではありますが、ゆったり快適なバスの旅をお楽しみいただきながら、現地では金山の知識を深めましょう。現地ご案内くださるのは、先に申しました常陸大宮市教育委員会より、公文書館・高村恵美学芸員と文化財ご担当で鉱山臼の研究もされている萩野谷悟さん、そして、茨城県といえば佐竹藩、ということで、東京在住の砂金史・歴史研究家で博物館応援団でもある大森直之さんにお願いいたします。各講師の皆さん からは、遺跡現場ならではのお話や、遺構を見ることができることでしょうから、とにかく楽しみですね。
ご参加の皆さんは、お忘れ物ないように持ち物チェックしておいてください。ヘルメットは博物館でいくつかご用意させていただきます。また、足元の悪いところや藪漕ぎの箇所もありそうですから、長靴をご用意いただくか、もしくはそういったところに耐えられる靴でおいでくださいね。また小さな懐中電灯もあると便利ですよ。再三繰り返しますが、とにかく移動が長距離ですから、もし、乗り物酔いしやすい方は、酔い止めの薬や常備薬などをご用意ください。

 そんな中、現在、博物館ではこれからある大掛かりな撮影のための準備を進めています。これがまた大変。成功するかどうなのか。実験を日々繰り返し、万全の態勢を目指して試行錯誤しています。スタッフさんも毎日本当に寒い中頑張っています。応援団の方も、時間ができたときには一緒になって作業をしてくれています。本来理系は苦手なK学芸員も、業務の合間を縫ってそれこそ試行錯誤の毎日。まだ詳細をお伝えできないのが残念ですが、広報してもよい時期になりましたら、このページでお伝えしますので、楽しみにしていてください。それま ではとにかく頑張って作業を進めるしかない!

 ということで、土曜日、日曜日、いろんなイベントもありますが、イベント関係なく、博物館に遊びにきてください。この時期、博物館は日陰なので、あったかい恰好で、でも、砂金採り体験室はお湯だからご安心を。


こちらの記事は、博物館日記から転載しました。





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最終更新日  2015.12.07 10:45:50
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