市民のための健康講座「知っていれば防げる糖尿病と合併症」
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで9月25日、病気の原因や予防、治療について学んでもらおうと「市民のための健康講座」が開かれ、市民ら33人が参加しました。 恒例となっているこの講座は、加茂医師会に協力してもらい平成20年から月1回のペースで内容を変えながら開催。この日は、木沢記念病院 内分泌代謝内科副部長の山田明子医師を講師に迎え、「知っていれば防げる糖尿病と合併症」と題した講座が行われました。 山田医師は「糖尿病の原因は、遺伝のほかに肥満、過食、運動不足などの生活習慣が大きく影響する」、「糖尿病は自覚症状がほとんどなく、気づいた時には合併症を起こしていることも。早期発見のために毎年検診を受けることが大切」、「合併症を防ぐには、早めに医者に診てもらい、薬や食事療法などによる血糖のコントロールが肝心」などといった糖尿病と合併症を防ぐための呼び掛けに、参加した人たちは熱心に耳を傾けていました。