市民のための健康講座
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで6月25日、病気の原因や予防、治療について学んでもらおうと「市民のための健康講座」が開かれ、市民ら26人が参加しました。 恒例となっているこの講座は、加茂医師会に協力してもらい平成20年から月1回のペースで内容を変えながら開催しています。この日は、木沢記念病院放射線科の金子揚(かねこ よう)医師を講師に迎え、「ここまでわかる!放射線診断 ~病気は見て、切らずにわかる!~」と題した講座が行われました。 金子医師は「放射線診断とはレントゲンに映った影(病気)を読むことで、これによって体を切らなくても病気の早期発見や早期治療につながっている。不要な治療を防いだり、治療方針を決めるきっかけになったり、医療を陰で支える存在」、「日進月歩で開発が進むPETによる診断は現時点では万能ではないが、日頃の健康診断などに加えて行うことで、より効果的に病気を見つけ治療につなぐことができます」などと呼び掛け、参加した人たちは熱心に耳を傾けていました。