災害時に太陽光発電施設から電力供給する訓練が行われました
今年7月に自社の発電施設で発電した電力を災害時に供給する「災害時の電力供給に関する協定」を結んだ美濃加茂市と株式会社ヤマザキマザック美濃加茂製作所は8月27日、太陽光発電施設が完成したことに伴い、災害時に電力供給する訓練を行いました。 協定は、大規模災害時において緊急に電力を必要とする場合に、同社の太陽光発電施設で発電した、一般家庭で10世帯分程度が使用できる電力50キロワットまでを供給するもの。法律により外部への電気供給ができないため、発電施設の敷地内に、災害時専用として15のコンセントと電気自動車が充電できる2つのコンセントが設置されましした。 この日、電気自動車から避難所などで電気を供給することを想定して、専用のコンセントから電気自動車に充電したほか、スポットエアコンや扇風機を動かすなどして災害時に電力が供給できるかを確かめました。 美濃加茂市の担当者は「これにより、さらに安全機能が高まり心強く思っています。最も効果的な使用方法を検討していきたい」と話していました。