坪内逍遙博士の偉業をこれからも伝えていきます
美濃加茂市出身の文豪坪内逍遙(1859~1935年)の偉業をたたえようと「坪内逍遙博士をしのぶ会」が28日、美濃加茂市太田本町にある太田小学校で行われました。 この「しのぶ会」は、坪内逍遙の命日である2月28日に合わせて、毎年坪内逍遙博士顕彰会(石崎彰会長)の会員により行われています。 この日は、同校の音楽クラブによる「山椿の歌」の合奏と、3年生による坪内逍遙作の家庭用児童劇「きつねとからす」を朗読劇などで、児童らが逍遙学習の成果を発表。発表後、顕彰会を代表して石崎会長から児童に記念品が贈られました。 その後、顕彰会の会員らは、同校の「山椿の部屋」に移動し、顕彰碑の碑文の朗読や美濃加茂市民ミュージアムの可児光生館長による講話などを通じて、逍遙をしのびました。 しのぶ会を主催した石崎会長は「美濃加茂市の偉人である逍遙博士の偉業を次世代へ伝えていけるよう今後も活動を続けていきたい」と話していました。