高校生「認知症サポーター」の活躍に期待!(長寿福祉課)
▲「オレンジリング」を身に着けた「認知症サポーター」の皆さん 去る5月13日、加茂農林高校園芸流通科3年生の皆さんに、「認知症サポーター養成講座」を受講していただきました。 「認知症サポーター」とは、認知症の人や家族を温かく見守る応援者のことで、5年連続で、本校園芸流通科3年生の皆さんにこの講座を受講していただいています。 講座では、認知症の症状が出始めた「トメさん」の家に高校生が訪問するという設定の寸劇を見た後に、「認知症状で気づいたことは?」「どのように対応するといい?」といったテーマでグループで話し合いを行いました。▲グループワークの様子 受講後、「認知症サポーター」の証である「オレンジリング」をお渡しし、39人の高校生「認知症サポーター」が誕生しました。 高校生からは「認知症に早く気づいてあげることが必要」、「認知症の人に対しては、否定するのではなく、受け入れることが大切だとわかった」などの感想が聞かれました。 加茂農林高校では、福祉教育にも力を入れられており、講座を受講した皆さんも、今後、認知症の高齢者が生活するグループホーム等での園芸福祉実習を予定されています。 若い世代の「認知症サポーター」達が、家庭や地域で、高齢者を温かく見守り、支えてくださることを心強く思います! 今回の講座で、市内の「認知症サポーター養成講座」受講者は、4,127人となりました。 今後も、各団体・企業・学校等に出向いて、講座を開催していきますので、ぜひ、お声かけください!