平成29年度当初予算(案)を発表しました
平成29年度当初予算(案) 一般会計は、経営方針である「もっと教育」「もっと活力」「もっと安心」「もっと交流」を「創生」というキーワードで結び、「新たな価値を創造」していくため、ふるさと納税による寄附金を最大限活用し、過去最大規模を更新する197億7,000万円(前年度比0.9%増)の積極型予算となります。 財政規律を堅持しつつも、子育て支援や教育関連施設の整備、あい愛バスの再編など公共交通全体の利便性を高める施策、健康で安心して暮らせるまちづくりや、防災・防犯や交通安全対策など「孫子の代まで住み続けられるまち」の実現に向け必要となる予算を計上しました。平成29年度の新規事業又は拡充事業となる主なものは次のとおりです。「もっと教育」~未来を担う子どもたちを育てる~・平成28年度からの事業で平成29年10月完成予定の山手小学校の増改築工事・外国人児童の日本語教室(通称のぞみ教室)の待機者解消のための施設新築設計・古井小学校区第2放課後児童クラブの増設・小中学校にタブレットと電子黒板を増設・中学校の英語教育を拡充するためにネイティブスピーカー(ALT)を増員・美濃加茂市を離れ全国で頑張っている若者にふるさとへの関心を高める事業「もっと活力」~いきいきと活躍できるまちづくり~・あい愛バスを平成29年10月1日から毎日運行、1日8便とし、ダイヤや路線を再編・あい愛バスの新路線運行にあわせて美濃太田駅にバス待機場を整備・地方創生応援税制を活用し、寄附を行った企業に対して座禅体験や里山整備体験を提供する企業版ふるさと納税を推進・多くの市民の方の意見を市政に反映させるため、訪問型のワークショップなど広聴活動を拡充・農林産物への鳥獣被害防止のため、鳥獣被害対策実施隊の拡充や地域団体が行う鳥獣対策への補助制度を創設・里山千年構想の推進のため、森林の維持管理や里山資源の利活用を拡充し、森のようちえん、里山整備講座を継続「もっと安心」~健康で安心して暮らせるまちづくり~・高齢者の交通事故防止のための運転免許自主返納に対する補助制度とブレーキの操作ミス等を防止する先進安全自動車購入に対する補助制度を創設・総合福祉会館に福祉避難所用の防災備蓄倉庫を設置・子育てと就労の両立のため、集団保育が困難な疾病の回復期の児童に対する病児保育を拡充・事業所内保育所に地域で保育を必要とする子どもを受け入れる地域型保育に対して事業費を負担・担当保健師による妊娠、出産、子育ての切れ目のない支援を行う美濃加茂版ネウボラの実施。電子母子健康手帳の導入・災害に備え、防災行政無線の難聴地域等に対して防災ラジオを貸与「もっと交流」~人と人との連携によるまちづくり~・まち・ひと・しごと創生総合戦略Caminhoを推進するため、市民委員の提案による各種施策を実施・多彩な交流機会の創出のため、飛騨川・木曽川沿いの近隣7市町村と連携し、体験プログラムを実施・美濃加茂市への移住定住を促進するため、主に都市圏に対して情報を発信・みのかも健康の森の来園者増加のため、遊具等を改修・地域住民とのワークショップによって作成された基本設計をもとに、平成30年度完成を目標に西体育館をリニューアル・市民スポーツ推進のため、陸上競技に重点を置いたグラウンドの整備設計に着手 特別会計は、国民健康保険会計の広域化に向けたシステム改修費や介護保険会計の保険給付費の増加、地域支援事業に係る介護予防給付費の増加などにより、6会計の合計で110億2,469万円(前年度比2.0%増)となります。 企業会計は、森山浄水場の浄水設備や通信設備等の更新経費が増加したことから2会計の合計で61億8,654万円(前年度比1.8%増)となります。平成29年度予算の詳細は、広報みのかも4月号に掲載します。