雨の日に下水量が増える地域を特定するための調査を行っています(上下水道課)
みなさんがお使いの下水道は、雨の日になると下水道管内の水の量が増えてしまいます。その結果、流末にある下水処理場に入り込む水の量が多くなり、処理する水の量が増えるだけでなく、処理機能に影響を与えるため問題となっています。雨の日に下水の量が増える原因としては、雨が降ると地下水の量が多くなり、老朽化が進んでいる道路内の下水道管の継ぎ目などから地下水が管内に入り込んでくるところもあり、市では雨水を原因とした下水道の水量増加防止に取り組んでいます。■写真は、下水道内に水量計を取付作業をしているようす下水道のマンホールの中に、期間を決めて流量測定器を取り付け、雨の日と晴れの日の流量の差が大きい地域を特定し、侵入割合の高い地域から順に施設を具体的に調べながら、雨水の侵入箇所を発見し、修理しています。■写真は、マンホール内に設置された水量計の状況そのほかに、下水量が増える原因としては、各家庭から雨水が流入することもあります。下水道をお使いのみなさまにおかれましては、梅雨が始まろうとするこの時期に、一度家の周りを確認いただき、汚水系統の蓋が開いていたり、割れていたりしている箇所があれば、直していただくなど、雨水の侵入防止にご協力いただきますようお願いします。 市ではこれからも継続的な下水道維持作業で快適な下水道サービスのご提供に尽力してまいりますので、みなさまのご理解とご協力をいただきますようお願いします。