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2015年10月01日
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カテゴリ:市民協働
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 美濃加茂市伊深町にある伊深小学校体育館で9月26日、お月見の風習を学びながらだんご汁を食べてお月見をしようと「月と琵琶とだんご汁」と題したお月見イベントが行われ市民ら約130人が訪れました。

 これは、同地区で伝統的に行われてきたお月見の風習やお供えを広く知ってもらうとともに、伝統行事の面白さや季節を感じる楽しさを味わってもらおうと伊深まちづくり協議会(小林喜典会長)と市が企画して行われたものです。

 この日は、はじめに市文化振興課の職員から同町に在住していた民俗学者の佐野一彦さん(1903~1997)の著書で「伊深日記」に記されたお月見について解説が行われました。その後、今も自宅でお月見のお供えをしている住民から、その特徴や親からよく教えてもらった頃の思い出話などを聞きました。

 続いて、八百津町在住の田中旭泉さんによる琵琶の演奏が行われ、参加者は普段聴くことの琵琶の調べに聴き入っていました。

 演奏後、お月見のときに同地区でよく食されているサトイモや季節の野菜が入っただんご汁が振る舞われ、参加者らはおいしく味わっていました。

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 小林会長は、「お供えをして月見をする家庭も少なくなってきているので、皆さんと一緒になって昔の風習を懐かしんでもらえて良かった」と話していました。






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最終更新日  2015年10月01日 10時00分48秒


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