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2015年11月04日
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カテゴリ:教育

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 美濃加茂市本郷町にある東中学校(佐藤鉄司校長)で10月30日、1年生の生徒が在日外国人から日本での暮らしなどの話を聞く出前講座が行われました。

 この講座は、総合的な学習で「国際理解」をテーマに学習している1年生253人を対象に、外国人から日本での体験談を聞くことで多文化共生について考えてもらおうと行われたものです。

 この日は、可児市国際交流協会で通訳の仕事をしているフィリピン人のダニーキミコさん(20歳)が講師として来校。ダニーさんは、13歳のときに来日した当初、日本での生活になじめずフィリピンに帰りたいと何度も思ったことや、学校で他の生徒とコミュニケーションが取れなかったことなど、苦労したことを紹介しました。その上で、日本語をもっと学びたいという意欲や、学費を自分で払おうという決意から、外国人の少ない犬山高等学校定時制へ進学したことを話しました。こうした、自らの体験から「教室の中で孤立している子がいたら声を掛かけるなどして、まわりの人の気持ちを大切にしてほしい」と呼び掛けました。

 ダニーさんの話を聞いた生徒たちからは「短期間で日本語を覚えてすごいと思った」、「ダニーさんのように目標を持って生活していきたい」などといった感想が聞かれていました。






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最終更新日  2015年11月04日 19時04分48秒


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