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カテゴリ:自然
美濃加茂市山之上町にある平成記念公園北部未利用地で2月8日、同敷地内の新たな施設として里山を訪れた人たちに利用してもらおうと、バイオトイレの建屋の建設が始まりました。 この施設は、里山の資源を活用する「みのかも里山千年構想」が掲げる事業の「里山を学びの場」の一環で、県立国際たくみアカデミー(清水由光校長)の生徒4人の卒業制作として建てられるもので、昨年の10月から設計や木材の加工などの制作に取り組んできました。建物は面積約5平方メートル、高さ3.5メートルで、美濃加茂市をはじめ、加茂地域にあるヒノキやマツの間伐材が使用されています。 この日生徒たちは、これまで加工してきたトイレの外壁や屋根の木材の取り付け作業をミリ単位で調整するなど、声を掛け合いながら慎重に進めていました。 同校の大野生二教官は「里山の景観に合うように、生徒たちが話し合いながら制作してきました。ここを訪れた人たちにこのトイレを気持ちよく使ってもらいたいです」と話していました。 今後は施設内にオゾン処理のバイオトイレを設置し、3月末完成を予定しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月15日 07時56分16秒
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