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2016年03月04日
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カテゴリ:生涯学習

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 美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで2月28日、美濃加茂市出身の文豪坪内逍遙博士について学ぶ講座が開催され、市民ら約60人が参加しました。

 これは、みのかも定住自立圏つながる事業の一環で、加茂地域の著名人や地域に貢献した人について学ぶ機会を作ることで地域間の交流を図ろうと、地域住民らでつくる「地域間・多様な交流グループ(鈴木勲代表)」が主催して行われました。

 この日は、坪内逍遙博士顕彰会の石崎章会長を講師に迎え「逍遙の幼・青年期の姿」をテーマに講演が行われました。

 石崎さんは、逍遙博士が太田の地で生まれ育ったのが江戸時代から明治時代にかけた変動期で、代官所に勤めていた父親が苦労していたことや、皇女和宮の御下向や水戸浪士が太田宿を通過したときの逍遙博士の様子などを紹介。また、まじめで曲がったことが嫌いな父親と芸能に関心を持っていた母親、年齢が離れ勉強や剣術などを教えていた兄弟などに囲まれ、良好な家族関係の中で幼年期を過ごしたことが、後に発表する作品に影響を与えていたと解説しました。参加者は、石崎さんの説明を熱心に聞き入っていました。






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最終更新日  2016年03月04日 11時21分52秒


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