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カテゴリ:自然
4月27日(水)より運行が開始される観光列車「ながら」の内覧会が4月10日(日)、長良川鉄道 関駅で行われました。 この観光列車「ながら」の食堂車両と観光車両に美濃加茂市の「アベマキ」が天板として使われています。 「アベマキ」とは美濃加茂市が掲げる「里山千年構想」に基づき策定された「里山千年基本計画」の重点的整備地域内に多くあるブナ科コナラ属の広葉樹です。 美濃加茂市内の里山林を整備・維持管理していくには、この「アベマキ」の活用方法を考えていかなくてはいけません。 アベマキは昔、薪に使われていました。しかし、薪を使わなくなってからは需要がなく放置された状態です。 アベマキは淡いピンク色や赤褐色、薄い肌色などのコントラストが特徴的な樹木です。美濃加茂市では、薪としての活用も推進していきながら、その他にアベマキの特徴を活かした製品化を研究しています。その第一歩が「アベマキ天板」です。 この「アベマキ天板」は、現在、山之上小学校の新1年生の学校机に使われていますが、観光列車「ながら」に使われ、触れていただくことで、広く「アベマキ」の良さがみなさんに伝わってほしいと思います。 そして「アベマキ」の需要が増えることで、美濃加茂市内の里山林の整備が推進されていき、美しい里山風景が広がっていくことを願っています。 みなさまも観光列車「ながら」にご乗車の際は、是非この「美濃加茂市のアベマキ天板」に触れてみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年04月11日 18時19分23秒
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