美濃加茂市の「里山千年構想」の対象エリアである美濃加茂市山之上町地内の平成記念公園北部地区で5月16日、除草などの実証実験に活用するヤギの放牧を開始しました。
これは平成25年9月に、同地区にヤギを放牧して雑草の除去能力や植物への影響などを研究し、荒廃地の維持管理手法を打ち立てて行こうと、岐阜大学応用生物科学部(福井博一 学部長)と(有)FRUSIC美濃加茂支店(渡辺祥二 代表取締役)、市の3者で締結した「ヤギによる緑地再生に関する共同研究」の一環で行われたもので、今年で4年目となります。
この日は、岐阜大学応用生物学部の八代田真人(44歳)准教授と同大学の学生2人がヤギ13頭を放牧。今後は(有)FRUSICのヤギを加えた16頭で、12月末までの7カ月間にわたり、里山の環境がヤギの発育に与える影響や除草効果などを、岐阜大学が中心となり調査・研究していきます。
なお、ヤギは常時現地に滞在しているため、気軽にヤギと出会うことが出来ます。
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