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8月12日、文化会館では良質な音楽を気軽に楽しんでいただく「ドリームコンサート」を開催しました。 第191回目となる今回の出演は、 名古屋音楽大学・打楽器コース卒業生で結成された打楽器アンサンブルグループ 「もくねいろ」の皆さん。 マリンバの“木のねいろ”を中心とした温かくリズミカルな演奏で、 「Electrical Parade(エレクトリカルパレード)」や 「坂本九メドレー(見上げてごらん夜の星を~上を向いて歩こう)」などを聴かせてくださいました。 集まった約80名の観客は、皆うっとりした様子でマリンバとドラムセットのアンサンブルを楽しみました。 特に、この日は坂本九氏の命日ということもあり「坂本九メドレー」では、 目を閉じ感嘆の声を上げるお客様もいらっしゃいました。 「こんな大きなマリンバは初めて見た。」 という声も多く聞かれました。確かに大きいです。 「知っているようで実は知らない?」マリンバについての解説もしていただきました。 マレット(太鼓のばちみたいなもの)の先端の素材で音が変わります。 硬いマレットは硬い音がして、柔らかいものでは柔らかい音に。 低音の木は薄く作られているため、硬いものより柔らかいものの方がよい音が出ます。 反対に高音の木は音が短いため、硬いもので強くたたいた方が明瞭な音が出ます。 ただ叩くだけではなく、様々な奏法があるようです。 ティタタタタタタと連打するトレモロ、 マレットを押し付けるようにたたくデッドストローク、 鍵盤の表面をこするように叩くグリッサント(アニメ作品などでよく聞かれます)。 ほかにもマレットの柄でたたく等、シンプルな楽器だからこその奥深さがありますね。 そんな多彩な奏法を駆使した「Plink,Plank,Plunk」 一つの楽器が次々と表情を変える様は非常に新鮮でした。 アンコールでは「情熱大陸」を熱演。ドラムソロは圧巻でした。 次回のドリームコンサートは、9月9日(金)に開催します。 詳しくは文化会館ウェブサイトよりご確認ください。
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