岩手国体で優勝した美濃加茂市在住の2選手が10月19日、市役所を訪れ藤井浩人市長に喜びの報告をしました。
訪れたのは、岩手国体の陸上競技少年女子B100mで優勝した美濃加茂西中学校3年の井戸アビゲイル風果さんとホッケー競技少年男子で優勝した県選抜メンバー、可児工業高校3年の森涼堅(もり りょうけん)さんの2人で、藤井浩人市長に国体優勝の喜びを報告した。
井戸アビゲイル風果さんは、高校1年までの少年女子B100mの決勝で唯一12秒を切り、記録11秒96(自己タイ)をマークして見事に優勝。8月に長野県松本市で行われた第43回全日本中学校陸上競技選手権大会での優勝(準決勝、決勝の記録11秒96)に続いての連続日本一の栄冠を獲得。
「国体という初めて体験する大舞台、予選では周りの雰囲気に戸惑うこともあったが、準決勝、そして決勝では、雨の中にもかかわらず自分の力が十分に発揮でき、自分の走りができた」と、力強くレースを振り返った。
また、森涼堅さんは、県選抜チームの選手として大会に出場。一回戦、対岡山選抜に1対1でS0(シュートアウト)2対0、準々決勝、対北海道(北海学園札幌高)に7対0、準決勝、対佐賀(伊万里商高)に2対1、決勝、対富山(石動高)に2対1で優勝。特に、決勝では前半10分に先制点を決めるなど優勝に大きく貢献する活躍を見せた。
「優勝した瞬間、涙があふれた。高校ではじめたホッケーで、すばらしい体験ができた。大学でも続け、さらに技術を磨き、成年でも国体に出たい」と話した。
藤井市長は「2人の国体優勝者が出たことは大変すばらしい誇りです。ぜひ、今後もさらなる力強い成長を期待します。これからのこの地域や県を支えていけるように皆さんの経験を生かしてほしい」と称えました。