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カテゴリ:文化・芸術
10月14日(金)、文化会館では良質な音楽を気軽に楽しんでいただく
「ドリームコンサート」を開催しました。第193回目となる今回の出演は、 ジャズデュオ「おくむらとやまさき」のお二人。 童謡や唱歌などを大胆なジャズアレンジで聴かせてくださいました。 お二人はそれぞれで活動されるプロのミュージシャンで、 ドラムの山﨑洋一さんは、文化の森や 山手小学校近くの喫茶店「ペパーミント」などでもライブ活動をされています。 ピアノの奥村俊彦さんは愛知県にお住まいのピアニスト・アレンジャーで、今回演奏された楽曲も奥村さんのアレンジです。え?この曲がこんな風になり得るのか!?というようなフリーキーで且つ面白く豊かでオシャレなアレンジは圧巻でした。 「かえるのうた」「月の砂漠」など、知っている曲のモチーフが聴こえたかと思いきや、展開、展開、展開! あの曲がこんなにオシャレになるのか・・・と一同驚きでした。そして、アドリブ(即興)のソロ。 お二人の即興演奏は、まるで楽器を用いた会話のようで、とてもエキサイティングな一時でした。 「あめあめふれふれ母さんが~♪」の曲「あめふり」では小雨が大降りになり、雷が鳴り大嵐に!そして最後は嵐が過ぎて晴れる・・・そんなストーリー性のあるアレンジに、会場では感嘆の声も聞こえました。 アンコールではしっとりと「イマジン」でお別れ。 集まった74人のお客様は皆さん笑顔で帰路につかれました。 ~JAZZってどんな音楽?~ 「ジャズ」といわれると、少しハードルの高い音楽に感じる・・・という方は多いかと思います。 しかし、ジャズは本来そんな音楽ではありません。 一度生で聴いてみると、ジャズの持つ自由さ、面白さ、興奮を肌で感じることができると思います。 ジャズは生物、一期一会。文字通り同じ演奏は無いのです。 実は、AKBだって今流行りのEDMだって、掘り下げていくとそこにはジャズがあります。 近代のポップスで使われているテンションコードやシンコペーションも、ジャズが元になっているものが多いです。今クラブで流れているEDM、バブル時ディスコで流れていたビージーズ、その前にダンスホールで流れていたのはジャズでした。その当時「ジャズは不良の聴く音楽」なんて言われていたようです。 少し身近に感じませんか? ******************************** 次回のドリームコンサートは、11月11日(金)に開催します。 次回の出演者は「SEKISHOW & HIROMI」のお二人です。 ギターとボーカルのユニットで、素敵な歌とギターを聴かせていただけるかと思います。 皆さんお気軽にお越しください。詳しくは文化会館ウェブサイトよりご確認ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月22日 16時00分02秒
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