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カテゴリ:自然
今までの講座で竹や広葉樹などの伐採や整備方法を学んできました。今回の講座では伐採したあとの里山資源の活用方法を学びます。 本日のメニューは「ロケットストーブ制作」「竹ベンチ・竹プランター制作」「シイタケの菌うち体験」を行います。また、今回制作したストーブとプランターを使って、同日に開催している「森のようちえん」のこども達とのふれあいも計画しました。盛りだくさんのメニューです。
この日は天気にも恵まれ暖かい日でした。しかし、集合時間の頃はとても冷え込んでいましたので、まずはロケットストーブを制作して早く火をつけよう!と受講者の方々は2人ペアとなって制作を開始しました! 一斗缶を切ったり煙突を取り付けたり、あけた穴から煙突が出なかったりと、慣れない作業ではありましたが力を合わせて作業を進めていきました。作業に慣れてくると、皆さん手際よくストーブを完成させ、6個のロケットストーブが完成しました。 早速、薪の木切れや枝などを燃やし自分達の作品で暖をとることができました。
そして次は竹のベンチとプランターの制作です。 竹に丸く穴をあけること、その穴に竹を差し込むこと、プランター用に竹をきること、皆さん器用に作りあげていきます。そして、素敵な作品ができました。 美濃加茂市内の里山を荒廃させている原因となっている竹も、こうやって使うと素敵な作品に生まれ変わるのですね。
最後はアベマキの原木に、シイタケの菌をうちました。堅いアベマキの木に菌をうつ穴をあける作業に悪戦苦闘しながら皆さん黙々と作業をしました。
作業終了後、ロケットストーブと竹プランターを使って「森のようちえん」のこども達とのふれあいタイムです。こども達と一緒にプランターに花を植えて健康の森に飾り、ロケットストーブを使ってこども達はマシュマロを焼きました。自分達が作った作品でこども達がとても大喜びしている姿を見られるのは、とても嬉しいですね。 大人たちはシイタケを焼きました。これは昨年度に菌うちしたシイタケの原木から収穫してきたものです。里山の恵みは格別のおいしさでした。
今年度の「里山整備講座」はこれで終了となります。 皆さま、参加していただきありがとうございました。 来年度も講座は開催します。整備のノウハウや知識の学びだけでなく、地域の方々との里山整備も計画し、地域課題の解決のきっかけを作っていきたいと考えています。 是非、また来年度も参加をお願いします!そして、このブログを見て興味を持っていただいた方も、参加をお待ちしています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月02日 15時47分09秒
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