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2017年04月26日
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カテゴリ:文化・芸術
4月14日(金)、文化会館では良質な音楽を気軽に楽しんでいただく
「ドリームコンサート」を開催しました。第197回目となる今回の出演は、

「TOSまりんば」の皆さん


 坂祝や加茂郡でも活躍する、マリンバを中心とした打楽器アンサンブルグループです。
3人ともマリンバやピアノの講師をつとめるプロの演奏家です。

演奏者が上手であるのはもちろんなのですが、やはりマリンバの音色は素直で綺麗ですね。
こんなに澄んだ音が木材から出るのか!という倍音と、
気の温かみを感じる丸みが混在し、唯一無二の音色を聴かせてくれます。
今現在、クラシック~ハウスといった多くのジャンルで愛される理由がわかります。

この日は、美空ひばりメドレー時代劇メドレー笑点のテーマなど、皆知っているおなじみの曲や、
3人が別の曲を弾き(でもそういう1曲に聴こえてしまいます)「何を弾いているでしょう?」クイズなど、
観客参加型の企画、運動会定番のナンバーを司会と共にお送りする「運動会メドレー」など、
バラエティ豊かでとにかく楽しいコンサートを繰り広げてくださいました。
1時間があっという間でしたね。

 ご来場いただいたお客様からは、

「木琴の音色はすばらしい。とても温かい気持ちになった。」
「参加型でとても楽しかった。バラエティ豊かな曲が最高でした。」


など大盛況でした。

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■文化会館の楽器メモ
 木琴と一口で言っても、有名なところではシロフォンマリンバがあります。
シロフォンとマリンバはとても似ていて、どちらもウッドブロックの打音を共鳴管で増幅させる構造です。
マリンバの方が大きく、鍵盤も広く調律方法も違うため深みのある豊かな低音が出せます。
その音色は、NHK「きょうの料理」のテーマで有名ですね。
シロフォンは硬い音が得意で、ちびまる子ちゃんのアイキャッチなどに使われています。

マリンバのルーツはアフリカにあると言われています。"rimba"の響きがアフリカの言葉の感じがありますね。もともと共鳴管はひょうたんだったそうです。
現在もアフリカの楽器としてひょうたんを共鳴管に持った"バラフォン"は有名ですね。
こちらも一度生で聴いてみたい楽器です。

他にもタイやフィリピンにも伝統的な木琴はありますし、
インドネシアで有名な民族音楽"ガムラン"でも伝統的な木琴があります。
個人的に是非紹介したいのが、ヨーロッパ・イベリア半島のバスクでは、チャラパルタ
バスクの伝統的な楽器なのですが、これ・・・只の角材にしか見えないのです。
この角材一つ一つにしっかり音階があり、それを叩き分けているんですね。
木琴と一言で言ってもいろんな形があるのだなぁと関心してしまいますね。
(チャラパルタは"木琴"と言えないかもしれませんが)
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次回のドリームコンサートは、5月12日(金)に開催します。
次回の出演者は「中山道ジャズ倶楽部
Sax,Drums,Bass,Piano,Vocalの5人編成、ジャズだけに限らずポップス、歌謡曲、クラシックと幅広く活動されている楽団。どんなナンバーを聴かせてくれるのか・・・心が躍ります。
 
詳しくは文化会館ウェブサイトよりご確認ください。





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最終更新日  2017年04月28日 14時27分43秒


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