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カテゴリ:自然
この里山は、有害鳥獣対策として美濃加茂市が岐阜県の森林環境税を活用しイノシシの住処となっていた竹林を全て伐採した場所です。今回は、その竹林だった場所の維持管理として「タケノコ掘り」を行いました。タケノコ堀りも竹林整備の1つになるのです。
急斜面に少しだけ頭を出しているタケノコを見つけると、参加者のみなさんは踏ん張りながら掘っていきます。上手に掘れる人、先だけ折れてしまう人、地域の人たちが見るに見かねて掘り方を教えている場面も見られました。地域では当たり前のタケノコ掘りも体験していない人たちにとってはとても新鮮な体験であり、夢中になって斜面を登っている姿を見て地域の方々は「こうやってみんなで一緒にタケノコを掘るのは楽しい」と言っていました。新たな発見になったのかもしれません。 こうして楽しく「タケノコ堀り」と題した「竹林整備」は終了しました。 参加者のみなさま!帰ってから、おいしくタケノコをいただけたでしょうか。
その後、参加者みんなで竹林整備した一部の箇所に広葉樹「コナラ」の苗を植樹しました。もともとこの竹林があった場所は広葉樹や畑が広がる里山でした。その広葉樹を薪やシイタケの原木として活用していました。しかし里山にあった樹木や畑が使われなくなったことで、竹林が広がりイノシシの住処となっていました。 そのため、広葉樹を植樹して昔のような里山に戻って欲しいという願いをこめて70本の「コナラ」の苗を植えました。急な斜面でしたが、参加したこども達も一生懸命「森づくり」のお手伝いをしてくれました。 彼らが大人になった時に、この里山に広葉樹が広がる風景が見られるように、今後も里山の整備、維持管理を続けていきたいと思いました。 今年度も「里山整備講座」を開講します。美濃加茂市の里山が少しでも維持管理できるよう、里山整備隊は今年度も発動します!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月01日 13時28分02秒
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