▲オリジナルポロシャツの左胸に刺繍された「ヤギさん」
蒸し暑い日となった5月31日、美濃加茂市のクールビズが本格的にスタートしました。
美濃加茂市では、クールビズの一環として市職員有志で毎年、オリジナルのクールビズポロシャツを作成し着用しています。今年のポロシャツの特徴は、左胸に刺繍された「ヤギさん」。市では6年前から「ヤギさん除草隊」が勤務し、今年も4月から雑草を黙々と食べて美しい緑地を整えています。
このヤギさん除草隊は、除草作業にかかる費用を3分の1程度に減らしただけでなく、雑草の焼却処理による二酸化炭素の発生も削減し、糞尿が樹木の肥料になるなど、環境にもやさしいエコな取り組み。今年の11月には、全国山羊サミットが美濃加茂市を会場に岐阜県で初めて開催されることもあり、市の環境対策の象徴として「ヤギさん」をポロシャツのデザインに採用しました。
クールビズが本格的にキックオフしたこの日は、クールビズポロシャツを着用した藤井浩人市長が市の環境対策の象徴であり、山之上町の平成記念公園北部未利用地で活動中の「ヤギさん除草隊」を激励。市長からヤギさんたちへ熱中症対策として20キロ分の鉱塩(栄養素として欠かせない食塩やミネラル分をおぎなうための塩の固まり)のプレゼントも行い、日ごろの仕事を労いました。
▲藤井市長(写真右)からヤギさんたちに鉱塩をプレゼント