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カテゴリ:健康・福祉
この映画会は、市民の皆さんの認知症への理解を深め、「認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまち」づくりを目指して毎年開催しており、今回で18回目の開催となりました。
今回は、認知症の人とその家族がそれぞれ苦悩を抱きながらも、“タンゴのステップ”を通じて再び生きる歓びを見つけるという希望の物語が描かれた映画「『わたし』の人生 ~我が命のタンゴ~」の上映を行いました。
映画を見た参加者からは「親子の絆って素晴らしいと思う」「自分もこの先、映画の親子のように見てもらえたらいいと思った」「安心と将来の希望を与えてくれました」との感想が聞かれました。 開演前には、映画の内容にちなんで、市内で活動しているダンスサークル「チェリークラブ」「ダンスサークルスピン」「ダンスサークルフェアリー」により、社交ダンスの披露をしていただきました。
▲チェリークラブ・ダンスサークルスピン(午前の部) ▲ダンスサークルフェアリー(午後の部)
映画の上映後には、ダンスサークルの皆さんと、認知症状が出はじめた「トメ」さん、そして午後からは藤井市長が「ブルース」に合わせて楽しくダンスを踊りました。
▲チェリークラブ・ダンスサークルスピンの皆さんと「トメ」さん ▲ダンスサークルフェアリーの皆さん、「トメ」さんと市長が社交ダンスを踊っている様子
映画やダンスの観賞を通して、高齢者や認知症の人の生きがいを持った生活、介護者の葛藤と介護への向かい方を考えるいい機会になったのではないでしょうか。
お楽しみ抽選会では、山之上まちづくり協議会の協力を得て、ポリフェノールを多く含むと言われるローゼル入りのクッキーを抽選で午前の部・午後の部、各100名に配付をしました。
認知症について考える1日となったことと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月08日 14時52分21秒
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