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カテゴリ:商工観光
「高校生をもっと地域と関わらせたい!」「地元の企業をもっと知ってもらいたい!」そんな思いから動き出した企業×行政×高校の「産×官×学」が連携して行うキャリア教育の「つなぐプロジェクト」。
記念すべき第1回目は加茂高校の吹奏楽部の皆さんと美濃加茂市のギターブランドVINCENTさんと協同で開催しました。 先ずはVINCENTのギターを製作委託している可児市にある㈱ヤイリギターの工場見学。3グループに別れてVINCENT代表の小川浩司さんと、VINCENTユーザーで美濃加茂市出身のアーティスト田中慈人さん、同じくVINCENTユーザーのアーティストマツモトコウジさんの3人が案内してくれました。 職人さんが手作りで丁寧に作られるギターの製造工程を見て、吹奏楽部のみなさんも色々と感じた様子。 特に、完成したギターにクラシック音楽を聞かせるという工程にはだれもがびっくり。ヤイリギターさんのギターにづくりに対する思いが伝わったのではないでしょうか。 工場見学の後は、ヤイリギターの食堂をお借りし、3つのテーマでワークショップをして思いを深めました。進行はキャリア教育を推進している可児市のNPO法人縁塾さん。 ワークショップなどの経験がほとんど無いということで、先ずは工場見学で感じたことや疑問に思ったことをグループで共有しました。 初めは若干緊張があったものの、さすが高校生。すぐに活発に意見を出し合っていました。 次にVINCENTの小川さんのヤイリギターとの出会い、長崎からヤイリギターで働くためにここに来たこと、求人の無かったヤイリギターで働くため社長にラブレターを書いたことなどのエピソードを紹介いただきました。 「些細なことにも興味を持つことが大切。そこからの気づきがいろんな人に出会う可能性を広げてくれる」という言葉が印象的でした。 その後、話しを聞いて感じたことなどをグループで共有しました。最終テーマはこれまでのプログラムを受け、皆で話し合いたいテーマを1つグループ毎で対話しました。 「夢中になって追いかけられるものがほしい」や「自分たちが使っている楽器も作ってくれた職人さんたちの思いや愛情があると気づけた」などの意見がありました。 最後にはマツモトコウジさんと田中慈人さんから歌のプレゼントがあり、盛り上がりました。 高校生だけでなく大人も気づきの多いプログラムになりました。 今後も地元企業とプログラムを実施していく予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月25日 08時35分35秒
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