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2017年12月22日
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カテゴリ:健康・福祉
美濃加茂市文化会館で、12月17日(日)に「かも丸ネット地域住民在宅医療講演会~在宅を考えるつどい~」が行われ、約450名の方が来場されました。この講演会は、今後できる限り住み慣れたこの地域で安心して自分らしく生活していくためにはどうしたらいいのか、地域住民、医療・介護・福祉関係者が考える機会にすることを目的として開催されたものです。



講演会は3部構成で、第1部では綾小路きみまろさんのものまねをしている漫談家「まろまろさん」による漫談が行われました。美濃加茂市、加茂地域の話題を盛り込んだ漫談に会場からは笑いと拍手がおこっていました。



第2部では、かも丸ネットに所属する在宅医療や介護スタッフによる寸劇が行われました。物語は梨農園を営んでいた主人公の和男さんが自宅で倒れる場面から始まりました。その後、退院に向けての話し合いを経て在宅に戻り、ケアマネジャーをはじめ様々な職種や地域の友人に支えられながら自分らしさを取り戻していく様子が演じられました。参加者の皆さんは、寸劇それぞれの役の立場に自分の姿を重ね合わせ様々な感想を抱かれたようでした。



第3部では、在宅医療の現場で活躍しておられる笹川内科胃腸科クリニック院長の山中賢治院長の講演が行われました。なぜ今、在宅医療がクローズアップされているのか、在宅医療の体制を整えていくにはどんなことが必要なのかを四日市市での取り組みも交えて講演いただきました。講演の最後には「住民一人一人が待っているだけではなく、在宅医療の問題を自分のこととしてとらえ、何ができるのかを考えて行動することが大切」というメッセージが投げかけられました。



そして最後はお楽しみ抽選会で幕を閉じました。参加者の方からは「地域で支えあえるまちづくりが大切」「顔の見える関係づくりが必要なことが分かった」「生まれ育った地域でこのまま暮らしていきたい」など感想が寄せられ、講演会のテーマでもある「望む暮らしをわがまちで」について、住民として専門職としてそれぞれの視点で考える機会となりました。





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最終更新日  2017年12月22日 10時20分09秒
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