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2018年03月06日
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カテゴリ:ヤギさん
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で平成30年3月3日、岐阜大学と(有)FRUSIC(渡辺祥二 代表取締役)、美濃加茂市が共同で行っているヤギさんの放牧による緑地再生に向けた研究の実績報告会を行いました。

 ヤギさんの放牧は、荒廃地などの除草方法としてコスト面や環境面などから注目されています。この報告会は、ヤギさんの放牧が公共緑地の維持管理につなげられるかを5年間にわたって3者共同で研究してきたもので、今回が最後の報告会となりました。




 はじめに、美濃加茂市から5年間のあゆみと昨年11月に市内で開催された「第19回全国山羊サミットinぎふ」の様子、そして今後の展開を紹介しました。

 続いて、岐阜大学の八代田真人教授と大学院生の土井和也さん、学部生の村瀬千夏さんが発表し、ヤギさんを5年間放牧してきた場所の植物の様子やヤギさんの健康面、放置竹林対策や竹をヤギさんの飼料にできるかなどの研究成果を発表しました。
 また、ヤギさんを人力除草と比較した場合のコスト比較や、除草だけでなく教育や子育てなど利活用する場合の社会的効果など研究者からの視点で発表がありました。



 また、(有)FRUSICからは、岐阜大学から共同研究をきっかけに同社へ就職した黒米晧次さんからヤギさんのふれあいがもたらす魅力を現場からの視点で話されたり、渡辺代表からは、5年間で広がった人とのつながりや、教育・人材育成への活用の意義などの話がありました。

 会場に訪れた市民ら約50人は、それぞれの報告をメモしながら熱心に聞き入っていました。


 また、当日会場にはヤギさんが出張しており、訪れた参加者らはふれあいを楽しんでいました。



 新年度には、岐阜大学からヤギさんによる公共緑地の維持管理手法の提案書が市へ手渡される予定になっています。






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最終更新日  2018年03月07日 11時16分31秒
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