今年で4年目となる「JFAこころのプロジェクト『夢の教室』」が始まり、5月10（木）、11日（金）に東中学校で授業が行われました。
　このプロジェクトは日本代表選手や現役スポーツ選手などが、「夢先生」として小中学校で授業を行い、夢や目標を持つこと、仲間と協力することの大切さを児童・生徒に伝えることを目的に活動しています。
　授業の前半は体育館で体を使ったゲームを、後半は夢先生の実体験をもとにトーク形式で授業を行います。そして、最後に生徒達が夢を発表します。
　5月10日（木）は不田涼子さん（元テニス選手）が、11日（金）は森隆弘さん（元水泳選手）が夢先生として東中学校で授業を行いました。

　
▲体育館での様子（左写真 不田涼子さん　右写真　森隆弘さん）

　不田涼子さんは「どんなに辛い事も自分次第でチャンスに変えられる。夢を実現するために何をするべきかを考え、常に目標を設定する事が大切。」
　森隆弘さんは「目標を明確にするために夢を『書くこと・伝えること』、そして夢を実現するために『毎日プラス1個の努力』をする事が大切。」とそれぞれ生徒に熱く語りかけていました。

　
▲教室での様子（左写真 不田涼子さん　右写真　森隆弘さん）

今年度の「夢の教室」は5月10（木）から11月19日（金）まで市内の小中学校12校で、計38回行われます。

【夢先生プロフィール】
◎不田　涼子（ふだ　りょうこ）
兵庫 県出身。 3歳でテニスを始め、ジュ二ア年代で数々のタイトル獲得しまた 。2002 年、世界スーパージュニアテニス選手権大会で優勝。 世界ジュニアランキグ 7位になりました。 2003 年には全米オープンジュニアのシングルスでベト8進出。ジャパンオープンジュニアのシグルスで優勝し、同年にプロに転向しまた。 2005 年には、ウィンブルドン選手権で4大会シニアの予選に初出場。 2006 年のアジ競技大会では、ダブルス団体で銅メダルを獲得しまた。2010年の同大会でも団体で銅メダルを獲得。2012年に現役引退を表明しました。

◎森　隆弘（もり　たかひろ）
大分県出身。 幼少期より水泳を始め、全国JOCジュニアオリンピックで5度の優勝を経験しまた。日本大学豊山高校時代には、日本高等学校選手権水泳競技大会の400m個人メドレーで3連覇を達成。また、日本選手権アジ大会の同種目でも優勝果しました。日本大学時代には日本学生選手権水泳競技大会の 200m 個人メドレーで3連覇。ユニバーシアードの同種目でも連覇を達成しまた。2002年のパンパシフィック横浜大会の200m 個人メドレーでアジア新記録を樹立。2004 年にはアテネオリンピック出場し、200m 個人メドレーでアジア人初となる 6位入賞を果たしま。同年、現役引退するも2006年 に復帰。同年10 月に開催された国体の 200m 個人メドレーで大会新記録を樹立しまた。翌2007 年に日本代表に復帰し、2008年の北京オリンピック代表選考会で優勝したものの、代表選考基準タイムにわずかに届かず落選。同年11 月に日本水泳連盟に引退届を提出しまた。現在は、慶應義塾大学水泳部コーチを務める傍ら、スイムクリニックで指導を行うなど、後進の育成にあたっています。