|
カテゴリ:スポーツ
5月29日(火)から5月31日(木)にかけて、美濃加茂市内の各小学校で夢の教室を開催しました。
このプロジェクトは日本代表選手や現役スポーツ選手などが、「夢先生」として小中学校で授業を行い、夢や目標を持つこと、仲間と協力することの大切さを児童・生徒に伝えることを目的に活動しています。 授業の前半は体育館で体を使ったゲームを、後半は夢先生の実体験をもとにトーク形式で授業を行います。そして、最後に生徒達が夢を発表します。 5月29日(火)は伊深小学校で、5月30日(水)は下米田小学校で開催し、「夢先生」として藤岡菜穂子さん(現役プロボクサー)が授業を行いました。 ▲体育館での様子 藤岡菜穂子さんは「どんな苦難もプラスに考えることが大切。自分を応援してくれる人たちへの感謝の気持ちを忘れずに夢に向かって努力してほしい。」と呼びかけていました。 ▲教室での様子 また5月31日(木)は山手小学校で開催し、1・2限目と5・6限目は市橋有里さん(元マラソン選手)が、3・4限目には小林弥生さん(元サッカー選手)が授業を行いました。 ▲体育館での様子 市橋有里さんは「チャンスをつかむためには『出会いを大切にする』『人よりも努力する』『周りの人に感謝する』ことが大切。夢は大きくもって頑張って欲しい。」と子どもたちに語りかけていました。 ▲教室での様子 また授業を見学した保護者の方は「子どもたちにとって大変貴重な経験になったと思います。「夢先生」のようにどんな苦難もポジティブに考え、乗り越えられる子に育ってほしい。今日学んだことを今後の人生に生かしてほしい。」と話していました。 【夢先生プロフィール】 ◎藤岡 奈穂子(ふじおか なおこ) 宮城県出身。高校、社会人を通して5度、ソフトボールで国体に出場。1999年9月、古川リバーサイドジムに入門してボクシングを始めると、翌2000年に全日本アマチュアボクシング選手権大会で新人王を獲得しました。2004年にはアマチュア国際女子トーナメントで銀メダルを獲得。2009年に竹原慎二&畑山隆則のボクサ・フィットネスジムに入門、プロに転向しました。2010年、OPBF東洋太平洋女子ミニフライ級王座を獲得。2011年には、WBC女子世界ストロー級王座に挑み、初の世界タイトルを手にしました。2度の防衛に成功後、WBCストロー級王座を返上し、スーパーフライ級に転級。2013年にWBA女子世界スーパーフライ級王者に輝きました。2015年にはWBO女子世界バンタム級王座を獲得。2017年3月13日にはWBA女子世界フライ級王座、12月1日にWBO女子世界ライトフライ級王座を獲得したことで男女通じ日本人初の世界5階級制覇王者となりました。 徳島県出身。高校時代に1万mの高校記録(当時)を樹立。1997年、19歳で名古屋国際女子マラソンに出場、初マラソンながら4位入賞を果たしました。1998年の東京国際女子マラソンで準優勝し、世界陸上の代表に選出。翌年の世界陸上では銀メダルを獲得、世界大会のマラソン種目では史上最年少(当時)のメダリストとなりました。2000年にはシドニーオリンピックに出場。その後、NAHAマラソンや東京国際女子マラソンに出場し、2007年の東京マラソン2007を最後に第一線を退きました。現在は、マラソンクリニックなどでの指導や各メディアでの解説のほか、各地の大会にゲストランナーとして参加するなど幅広く活動しています。 東京都出身。中学校入学と同時に読売日本SC・メニーナ(現日テレ・メニーナ)に加入。1997年に読売西友ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に昇格しました。MFとしてプレーし、8度のリーグ優勝、7度の皇后杯全日本女子サッカー選手権大会優勝、3度のなでしこリーグカップ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献。自身もベストイレブンに2度選出されました。2012年には、なでしこリーグ200試合出場を達成。また、1999年の国際親善試合でなでしこジャパン(日本女子代表)初出場を果たすと、同試合で決勝ゴールを記録しました。2度のFIFA女子ワールドカップ、2004年のアテネオリンピックに出場するなど、代表選手としても活躍。2014シーズン終了後に現役を引退しました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月06日 11時07分19秒
[スポーツ] カテゴリの最新記事
|