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2018年07月17日
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カテゴリ:自然



美濃加茂市山之上町にある里山で7月12日(木)、山之上小学校6年生のみなさんと「森の授業」を実施しました。

これは「アベマキ学校机プロジェクト」を実施している山之上小学校の児童を対象に森林の働きを学ぶことに併せて地域にある森林を身近に感じてもらうために実施しています。

 

当日はとても天気がよく、近くの里山に歩いて向かいましたが日差しがとても強く暑い日でした。里山に到着すると木陰の涼しさがとても心地よく感じます。「通学路にもこうやって木陰がたくさんあればいいのに」と言っているこども達がいました。昔からこうやって大きな木の下で涼をとっていたのでしょうね。本当に涼しくて気持ち良かったです。



木陰で樹木の「蒸散」の仕組みを学んだ後に「里山の保水力(緑のダム)」の実験をしました。学校の校庭の砂と里山の土でどちらに保水力があるのでしょうか。里山の土を使った実験です。もちろん保水力があるのは里山の土なのですが、こども達は「結果は分かっていたけど、こんなに違うとは思わなかった」と驚いていました。そして里山の土の「ろ過機能」も実際に目で見て知ることができました。

次に森林の土壌がどうやって作り出されるのか、実際に土を掘って調べました。落ち葉が里山に住む生き物たち、土の中の生き物たちのつながりで里山の土壌としてつくられていくことを学びました。学校の授業で学んだことを実際の里山で実験することで、こども達の記憶にしっかりと残ると思います。



最後にみんなでアベマキの苗木の植樹です。どこに植樹をしたらいいのかグループごとに考え植樹をしました。



「ここは木が全然ないから、ここでアベマキが大きくなると日陰が出来るからいいな」「このアベマキが大きくなったら、どんぐりを取りに来ようかな」と話していました。みんなで植えたアベマキ、元気に育つといいね。

植樹したアベマキが大きくなる頃には美濃加茂市内に整備された里山がもっと広がっているように、今後も整備や維持管理を行っていきたいと思います。









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最終更新日  2018年07月17日 17時14分11秒


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