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2018年11月28日
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カテゴリ:健康・福祉
           
                                                                                              ▲副市長の挨拶



美濃加茂市新池町にある美濃加茂市総合福祉会館で11月13日、認知症啓発講演会が行われ、約170人が参加しました。

 講演会は、市民の認知症に対する意識を高めるとともに、認知症になっても安心して生活できる地域づくりを進めようと開催したものです。

 この日は、「認知症でも笑顔のままで」というテーマで、認知症と診断され、認知症と向き合っている山田(やまだ)真由美(まゆみ)さんと、日頃、山田さんを支えている名古屋市認知症相談支援センター職員の鬼頭史樹(きとうふみき)さんをお招きし、日頃の楽しみや思いなど、認知症の人自身が普段感じていることを、お二人の対談方式で、お話していただきました。





▲洋服を着用する山田真由美さんと、サポートする鬼頭史樹さん

山田さんは、空間認知機能の低下により、服の形状を理解できず、以前は、1人で洋服を着ることに5時間かかることもあったそうですが、自分の着用する洋服の袖口に目印をつけるなどの工夫をすることで、以前よりスムーズに着ることができるようになったそうです。講演会の中では、鬼頭さんが山田さんをサポートすることで、とてもスムーズに洋服を着用できていました。

 山田さんは、「自分がどうしたいか、何に困っているかを周囲に伝えることで、周囲の人が普段から気にかけてくれ助けてくれるようになりました。みんなに、自分が認知症だと伝えて理解してもらうことが大事です。」とお話しされていました。山田さん自身も、周囲に自分が認知症であることや、具体的にお願いしたいことを伝えることで、スーパーの店員さんに買い物の際に袋詰めの手伝いをしてもらったり、マンションの隣人に、玄関にさしたままになっていた鍵を届けてもらったりと、周囲の方々に、助けていただけるようになり、とてもうれしかったそうです。また、「できないことを手伝ってもらいたい、できることは見守ってほしい」という思いも聞かせていただきました。

 

 市民の方からは、「認知症の当事者の人の話が聞けて良かった。」「認知症の人本人のお話を聞くことができ、認知症の人の理解を深めることができた。」ほかにも、「自分が認知症になったり、家族が認知症になった時に、どうしたらよいかわかり、勇気をもらえた。」などの感想が寄せられました。

 

この講演会を通して、高齢者や認知症の人の生きがいを持った生活について、考えるよい機会になったのではないかと思います!!

 











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最終更新日  2018年11月28日 09時57分49秒
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