12月24日~25日に東京国際フォーラムで開催される、「第22回ボランティア・スピリットアワード」出場する加茂農林高校の生徒が、12月4日、市役所を訪れ、伊藤誠一市長に大会出場に向けて抱負を語りました。
「ボランティア・スピリットアワード」とは、ボランティアに取り組む12歳から18歳の青少年の実活動について情報交換を行い、誰もが気軽に、そして自然にボランティア活動に取り組める社会環境を創ることを目指して開催されています。
熱心に語り合う伊藤市長(右)と、林 克之さん(左)
今回出場するのは、加茂農林高校3年生の林 克之さん。
林さんは、蜂屋柿から採る「柿渋」の利用の継承していくこと、また、その活用を広げることを目指した活動をテーマにした事例を応募。全国から応募された1,931組の中から、40組に選ばれ、全国表彰式に招待されました。この表彰式では、この40組による参加者同士の投票が行われ、選ばれた2組が米国ボランティア親善大使として2019年5月にワシントンD.C.で開催される全米表彰式に派遣されることになります。
柿渋で染めたネクタイ、小物入れ、柿渋を加えた石鹸。小物入れには柿渋に別成分を加え模様が入っています。
林さんは、「柿渋を採取している農家は全国的にも少ないが、柿渋の活用はまだまだ可能性がたくさんある。自分も米国ボランティア親善大使に選ばれるよう頑張りたい。」と力強く語ると、伊藤市長は、「今回の取り組みに対する努力や経緯はもちろん大切ですが、なぜそのことに取り組んでいるのか、なぜ“よし、やってやる!”という思いになったのか、そんな熱い思いをぜひ語ってきていただきたい。」と激励しました。
今回の全国表彰式はちょうどクリスマス。全国から集まる皆さんとのかけがえのない交流が、素晴らしいクリスマスプレゼントになるといいですね。