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2019年03月29日
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カテゴリ:健康・福祉
3月1日(金)に認知症の高齢者が行方不明になったことを想定した「行方不明高齢者探索模擬訓練」が伊深地区で初めて実施されました。
 この訓練は、認知症の高齢者が増加し、高齢者が行方不明になる事例も増えていることから、行方不明高齢者を早期に発見し保護できる地域づくりを目的に実施しています。美濃加茂市中部長寿支援センターが主催、伊深まちづくり協議会、美濃加茂市高齢福祉課が共催。美濃加茂市社会福祉協議会支部長、民生委員児童委員、自治会長会長、伊深小学校、地域安全活動アドバイザー、生活支援コーディネーター、伊深地区の見守りネットワーク事業所や商店等の多くの皆さんの協力も得ながら実施しました。



△訓練開始前の事前会議の様子
                                                                                                                                                
  

△地域の商店にて店員の方がモデル役に、「どうかされましたか」「少し休んでいかれませんか。」など声かけをしている場面。
 
   訓練に向けて、認知症について地域の皆さんに知っていただく機会として、「認知症サポーター養成講座」や小学校の全校朝会にて寸劇も交えた児童向けの認知症に関するミニ講話等を行い、訓練に臨みました。          

 訓練では、あらかじめ決めていたルートを行方不明高齢者役のモデルが歩き、地域の皆さんはモデルを見かけたらモデルへの声かけ、中部長寿支援センターへの通報を体験しました。
 
   
 
 △小学生と出会った場面              △地域の方の声かけの場面

 声かけ、通報を体験した方からは「周知のチラシを見ていたので声をかけることができた。」「訓練と分かっていたので落ち着いて対応できたが、実際対応する時は不安」「繰り返し訓練をしていくことが大切だと思う。」などの声が寄せられました。
 今後も、地域の方や関係機関と協力しながら、こういった訓練等を通して多くの人々が認知症への理解を深める機会を設け、認知症の方を地域で見守り・支えるまちづくりにつなげていきたいと思います。





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最終更新日  2019年03月29日 12時00分13秒
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